旅の楽しみといえば、やはり「食」を楽しみにしている方は多いでしょう。特にイタリア料理は日本でも大人気で、イタリアに行ったら本場のパスタやピザなどを食べたいと思う方も多くいるはず!そこで昨年3週間ほどイタリアへ出張に行ってきた私が現地で食べた本場の7つのパスタをご紹介いたします!
目次
ヴェローナで食した「ボロネーゼ」
イタリア北部のヴェローナで食べたのは日本でも馴染みのあるボロネーゼパスタ。トマトソースに大きめのひき肉がたっぷりで平打ち麺との相性抜群でとても美味しかったです。余談ですがミートソースとボロネーゼの違いは麺だそうで、日本でよく食べられる細い麺を使用したものはミートソース、平打ち麺を使用したものはボロネーゼと区別をされているとのことです。

パドヴァで食した「鴨肉のパスタ」
こちらもイタリア北部であるパドヴァで食べたのはなんと鴨肉のパスタ!日本人にはなじみの薄いパスタかと思いますが、鴨のひき肉と野菜を塩ベースで煮込んだパスタでありこれがとても美味しいのです。麺もうどんに近いくらいの太麺を使用しておりモチモチ感が何とも言えないさっぱりとした味付けでした。皆様もパドヴァに行く機会があればぜひ召し上がってみてください。

ヴェネチアで食した「シーフードパスタ」
観光地としても有名な水の都ヴェネチアでは本場のシーフードパスタを食べました。海が近いこともあり、ムール貝とエビが贅沢に入っているトマトベースのパスタでした。魚介の旨味がトマトソースの麺とも上手く絡まっており、とても美味しいパスタでした。

アルベロベッロで食した「菜の花のパスタ」
こちらはイタリア南部のアルベロベッロで食べた菜の花のパスタです。アルベロベッロの位置するプーリア州の内陸部は農業が盛んであり、菜の花も有名です。この菜の花をくたくたになるまで煮込みシンプルに塩、ニンニク、オリーブオイルで炒めたソースが絶品です。パスタもオレキエッテと呼ばれる耳たぶ型のものを使用しており、上手くソースと絡まっておりとても美味しかったです。

アマルフィで食したトマトパスタ
こちらはイタリア屈指のリゾート地であるアマルフィのアグリツーリズモで食べたトマトパスタです。アグリツーリズモとはいわゆる「農業体験+観光」のことで、実際に生ハムを作ったり農業体験ができたりと最近ヨーロッパを中心に人気の観光の一つです。レストランも併設されているところが多く、今回はトマトソースのパスタを食べました。トマトや玉ねぎの甘味がとても美味しく、麺もパッケリと呼ばれる直径の大きな円形パスタを使用しており、日本では食べることのできないようなもので美味でした。

南部イタリアで食したボンゴレパスタ
イタリア南部で食べた日本でもお馴染みのボンゴレパスタ。具はアサリだけでシンプルな塩味と細い日本でもよく食べるスパゲッティがうまく絡まっており、とても美味しかったです。さすがナポリも海に面していることもあり魚介がとても美味しかったです。

首都ローマで食したカルボナーラ
こちらは首都ローマのレストランで食べたカルボナーラ。日本でも馴染みのあるものですが、とても濃厚なカルボナーラソースがチーズと相まっており、細麺もアルデンテでとても美味でした。実はカルボナーラの発祥はイタリアの中でもローマとのこと。観光地も多く訪れる方も多いかと思いますので、ローマへ寄った際はぜひ日本とは異なった本場のカルボナーラをご賞味あれ。

以上7つのパスタを紹介いたしました!どのパスタもそれぞれ良さがあり、甲乙つけがたい美味しさでした。皆さんもイタリアに行く機会があったら、日本で食べるものとはまた異なったそれぞれの地域の本場のパスタをぜひともご賞味あれ!
文・写真・KBT29/提供元・たびこふれ
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