何かメモをする時に、スマホアプリ『LINE』の「Keepメモ」を活用するシーンがあるのでは。実際に筆者は、買う物リストや写真、動画などを「Keepメモ」に貼ったりしています。しかし、もう1つの方法として、“自分1人だけのグループトーク”を作成し、そこをメモ代わりに使うという手段も。一体、どちらの方が利便性に長けているのか、検証していきましょう。

「Keepメモ」と「グループトーク」は、どちらが使いやすい?

LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
(Image:Daboost / Shutterstock.com) 自分へのメモとして「LINE」アプリを活用(画像=『オトナライフ』より 引用)

「Keepメモ」と「Keep」、データを保存するにはどちらがいいの? 違いはあるの?
まずは、トークがメモ帳代わりになる「Keepメモ」の使い方をご紹介。LINEを開いたら「トーク」タブをタップし、画面上部にある検索画面で「Keepメモ」と検索します。すると「Keepメモ」のトークが表示されるので、後はそのルームに“書き留めておきたいテキストやデータ”を送信すればOKです。

LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
「LINE」アプリの「トーク」タブを選択した画面(画像=『オトナライフ』より 引用)
LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
検索画面で「Keepメモ」と検索すると、「Keepメモ」のトークが表示される(画像=『オトナライフ』より 引用)

なお、頻繁に「Keepメモ」を使う場合は、「ピン留め」がオススメ。トークルームを右側にスワイプして“ピン留めマーク”をタップすれば、トークリストの上部に固定表示されるようになりますよ。

LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
「Keepメモ」のトークを右にスワイプして「ピン留め」のアイコンをタップ(画像=『オトナライフ』より 引用)
LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
「ピン留め」することで、トークリストの一番上に固定表示される(画像=『オトナライフ』より 引用)

「Keepメモ」では画像やテキストはもちろん、ドキュメントファイルなども送信することが可能。送信したデータは自動的に「Keep」へ記録されます。

LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
「Keepメモ」のトーク画面では、文章や写真、ファイルなどをメモとして残せる(画像=『オトナライフ』より 引用)

「Keep」とは大事なデータをLINE内に保管できる機能で、「Keepメモ」のトーク画面右上にある“しおりのようなアイコン”をタップすることで開けます。試してみたところ、先ほどトーク上に送信したテキストや写真、ファイルなどが一括で表示されました。

LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
「Keep」を開いた時の画面(画像=『オトナライフ』より 引用)

「Keepメモ」の内容は自動で「Keep」に反映されますが、保存されたわけではありません。そのため長期間保管しておきたいデータがある場合は、トーク画面のメッセージやファイルなどを長押しして、「Keep」を選択。その後保存したいデータなどにチェックマークをつけて、「保存」ボタンをタップしましょう。

LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
トーク画面上のファイルなどを長押しして「Keep」を選択(画像=『オトナライフ』より 引用)
LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
「Keep」に保存したい項目を選んだら、右下の「保存」をタップ(画像=『オトナライフ』より 引用)

本来、トーク画面上に投稿された写真や動画、ファイルなどは一定期間が過ぎると開けなくなってしまいますが、「Keep」に保存したデータは無期限でいつでも開けるようになります。しかし「Keep」に保存できるデータ容量は“合計1GB”までで、1ファイルが50MB以上のデータに関しては保存期間が“30日”なので気をつけてくださいね。

LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
「Keep」に保存できる容量は1GBまでだが、「Keepメモ」のトークに送信したデータはカウントされない(画像=『オトナライフ』より 引用)

コレクション機能でカテゴリわけができる!?
「Keep」の中でも、とくに便利だと感じた機能は「コレクション」です。「Keep」画面内にある「+」ボタンから“コレクション名”を入力します。これによって任意のカテゴリを設定できるため、さまざまなデータを「仕事用」「プライベート用」など用途に合わせて仕わけることが可能に。

LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
「Keep」画面上部にある「+」マークをタップしてコレクションを作成(画像=『オトナライフ』より 引用)

コレクション名を入れたら、追加ボタンから「Keep」上にあるデータを選択して「作成」をタップします。すると「Keep」画面のコレクションに新たなコレクションが追加され、コレクション内には先ほど選択したデータが保管されていました。

LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
コレクション名を入力したら右上の「作成」をタップ(画像=『オトナライフ』より 引用)
LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
画面中央の「追加」ボタンを押す(画像=『オトナライフ』より 引用)
LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
「仕事用データ」のコレクションに入れたいデータを選択し、右下の「作成」をタップ(画像=『オトナライフ』より 引用)
LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
「Keep」上に新しいコレクションが追加された時の画面(画像=『オトナライフ』より 引用)
LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
コレクション「仕事用データ」の中には、先ほど選択したデータが入っていた(画像=『オトナライフ』より 引用)

「Keepメモ」のみの使用だと、トーク画面上から内容を確認しなければいけないため、“たくさんメモをしている場合に探しにくい”というデメリットが。しかし「Keep」機能も併用すれば、フォルダ(コレクション)ごとにデータやテキストをまとめられるので、非常に見つけやすくなりますよ。

「グループトーク」をメモに活用するメリット・デメリット
続いて、“自分だけのグループトーク”を活用していく方法を実践。まず、LINEの「トーク」画面を開き、画面上部の一番右にあるアイコンをタップ。「トークルームを作成」から「グループ」を選択後、友だちを選択せずに「次へ」を押します。あとはグループ名を入力して「作成」をタップするだけ。

LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
LINE「トーク」画面の右上に表示される“吹き出し”のようなアイコンをタップ(画像=『オトナライフ』より 引用)
LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
「トーク」「グループ」「ミーティング」の中から「グループ」を選択(画像=『オトナライフ』より 引用)
LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
「友だちを選択」の画面では、何も選択しない状態で右上の「次へ」を押す(画像=『オトナライフ』より 引用)
LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
グループプロフィール設定で「グループ名」を入力し、「作成」をタップ(画像=『オトナライフ』より 引用)

グループトークも「Keepメモ」と同様に、メッセージや写真、動画などを残しておくことができますよ。

LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
グループのトーク画面でメモを残せる(画像=『オトナライフ』より 引用)

では、「Keepメモ」と「グループトーク」は一体、何が違うのでしょうか? 実は「グループトーク」の場合、“アルバム”や“ノート”などを活用できるのが最大のメリット。グループトークのメニュー内から新規で「アルバム」を作成して、そこに写真を貼れば、「Keep」と同じく“無期限”で写真のデータが残り続けます。

LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
グループトークの画面右上にある“三本線”のアイコンを選択してメニューを開く(画像=『オトナライフ』より 引用)
LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
メニューから「アルバム作成」の文字をタップ(画像=『オトナライフ』より 引用)
LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
写真を選択後、アルバム名を入力して「作成」をタップ(画像=『オトナライフ』より 引用)

そして、動画を載せたい場合は「ノート」に投稿することで、こちらも無期限で再生できるように。他にもテキストやURLなどをノートに投稿できますが、docxファイルやPDFなどは載せることができませんでした。そのため画像や動画以外のデータを保管しておきたい場合は、「Keep」で保存しておくと良いかもしれません。

LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
メニューから「ノート」をタップしたら、右下に表示される「+」のアイコンを押す(画像=『オトナライフ』より 引用)
LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
「投稿」のアイコンをタップして動画を選択すれば、ノートへの動画投稿が完了(画像=『オトナライフ』より 引用)
LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
「ノート」に投稿した動画は無期限で再生可能(画像=『オトナライフ』より 引用)

なお「グループトーク」は、“いくつでも作成できる”という点もメリットの1つ。「仕事用」「買い物用」「旅行用」などさまざまなメモ用のグループトークを作成しておけば、あらゆるジャンルのメモがないまぜになってしまうのを防げます。不要になったグループは、メニュー内の「退会」から簡単に削除することも可能です。

LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
メモのジャンルにあわせて、さまざまなグループトークを作成できる。ピン留めも可能(画像=『オトナライフ』より 引用)
LINEの「 Keepメモ」と「グループトーク」どちらが自分用メモに最適?
グループトークでメニュー画面の右上にある「退会」を押せば、そのグループトークを削除できる(画像=『オトナライフ』より 引用)