ファミリーマートは4月4日から、障がい者や高齢者が来店した際に買い物をサポートするコミュニケーション支援ツールを全国のファミリーマート約16,500店に導入する。

(画像=コミュニケーション支援ツールによる案内イメージ、『DCSオンライン』より 引用)
今回導入するのは、購入を希望する商品や要望について指をさして確認できるボードとシート。同社によれば、買い物をサポートするボードを全店舗のレジカウンターに設置するのは、コンビニエンスストアでは初。一部店舗で先行展開していた支援ツールを今回、より分かりやすいデザインに改良した。ポイントカードの有無、箸やスプーンの要・不要、ホットスナック商品などの要望を聞くことができる。また、レジカウンターに貼付し活用するシートは、来店客に聞くことの多いレジ袋の要不要や電子レンジによるあたため、支払方法の選択が可能。

(画像=『DCSオンライン』より 引用)
同社はこれらのサービス導入により、障がい者や高齢者などの来店客とコミュニケーションをよりスムーズに行い買い物のサポートを目指す。また、4月4日からファミリーマート公式HP内でコミュニケーション支援ツールのデータを公開し、支援ツールを必要とする人が自由にダウンロードし、スマートフォンなどでも活用できるようにしている。
提供元・DCSオンライン
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