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ブライトン所属の日本代表MF三笘薫は今月8日、プレミアリーグ(イングランド1部)第30節のトッテナム・ホットスパー戦でフル出場。ブライトンにPKが与えられなかった誤審の当事者として注目を集める中、かつてジュビロ磐田や北海道コンサドーレ札幌でプレーしていたジェイ・ボスロイド氏が審判団への怒りをあらわにしている。
三笘は1-1で迎えた70分、コーナーキックからのセカンドボールをペナルティエリアで拾った瞬間、左足をMFピエール=エミール・ホイビュルクに踏まれて転倒。しかし主審はノーファウルと判定し、プレー続行。VAR(ビデオアシスタントレフェリー)の介入もなかった。
英メディア『スカイスポーツ』は試合翌日に、「ブライトンとロベルト・デ・ゼルビ監督に審判統括団体PGMOL(Professional Game Match Officials Limited)から謝罪があった」と報道。PGMOLは70分のシーンでブライトンにPKが与えられるべきだったという見解を示しており、英国内で波紋を呼んでいる。
するとジェイ氏も、ツイッター上で三笘を巡る誤審に反応。『スカイスポーツ』の報道を引用した上で「誤審の時に、誰が謝罪なんて気にするんだ!審判は罰則を受けるべきだ。1ヶ月間チャンピオンシップ(イングランド2部)かリーグ1(イングランド3部)に降格させるべきだろう。謝って済む問題じゃない!」と不満を爆発させたのだ。
なお三笘は0-1で迎えた17分、MFアレクシス・マック・アリスターの浮き球に反応。相手選手に囲まれながらもペナルティエリアで侵入すると、浮き球をトラップして右足を振りぬき、ゴールマウスに流し込んだ。しかし副審はトラップした瞬間にハンドがあったと判定。これに対しても「ボールが肩に当たっていたのでは」という意見が沸き起こるなど、審判団の判定の正確性が疑われている。