ファミリーマートは、サプライヤーとの協働によるサプライチェーン全体での気候変動への取り組みを評価する「CDP 2022 サプライヤー・エンゲージメント評価(SER)」の最高評価に3 年連続選定された。

ファミリーマート、気候変動対応でSER3年連続最高評価 コンビニチェーンで唯一
(画像=『食品新聞』より 引用)

日本国内のコンビニエンスストアチェーンとして受賞しているのはこれまで同社が唯一の企業となっている。

今回最高評価の「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定されたのは、世界中から参加した企業の上位 8%で、約 650 社(日本企業131 社)。

流通・小売業である同社は、店舗で販売する商品・サービスの調達における排出が全体の約4分の3を占めることから、サプライヤーと協働し温室効果ガス削減の取り組みを進めてきた。

今回の評価につながった具体的な取り組みとして、手巻きおむすびの包材フィルムの一部やパスタの一部容器に、食品業界で出された廃棄物・残留物・廃食用油など再生可能な原料から作るバイオPPを使用している点が挙げられる。

全店舗で持ち手の部分に穴を開けた軽量化スプーンを導入しており、ストローは植物由来の原料を100%使用した生分解性プラスチック製ストローかバイオマスを5%配合したストローを選択して店舗で取り扱いできる点も評価された。

提供元・食品新聞

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