スペシャルティコーヒー専門店「LIGHT UP COFFEE」を運営する「ライトアップコーヒー」は、4月26日(水)〜4月28日(金)・4月30日(日)〜5月2日(火)・5月4日(木)〜5月6日(土)の日程で、「バリ島コーヒー農園ツアー」を開催する。
インドネシア バリ島のコーヒー農園にて、収穫から精製まで、農園に滞在しながらコーヒー生産の全てを体験する、2泊3日のツアーだ。
コーヒーの生産全体を体験する農園滞在の3日間
インドネシアのバリ島にて、スペシャルティコーヒー生産のプロジェクトを行なってきた「LIGHT UP COFFEE」。
2017年にクラウドファンディングを実施し、2018年よりコーヒー精製所をオープン、そして2020年よりコーヒー農園を借りて、コーヒーの生産活動に本格的に取り組んでいる。
そんな同社は、素晴らしい農園の景色とコーヒー生産体験を、より多くの人に届けたいと考え、2019年夏に、第1回目のバリ島でのコーヒー農園ツアーを開催し、好評を博した。
しかし、新型コロナの流行により中断。今年になり、海外渡航をしやすくなった機会をとらえ、ツアーの実施に踏み切った。
同ツアーは、1杯のコーヒーがどのように作られるか。そして、生産者はどんな思いでコーヒーを作っているかを知ってもらうことを目的とする。
さらに、バリ島の素晴らしい景観の中、参加者がコーヒー生産の面白さ・ワクワク感を体感し、コーヒーがさらに好きになるツアーを目指すという。
ツアー実施によりコーヒー生産を持続的に
コーヒー豆の生産は、気候変動による生産量の低下、人件費や生産コストの増加などで、とても不安定な状況になることもしばしば。
そうした中で、コーヒー農園ツアーの実施は、生産者にとって非常に大きな収益源となり、コーヒー生産も持続的になると「LIGHT UP COFFEE」は考える。その趣旨を踏まえ、同ツアーの売上の一部が、バリ島のコーヒー生産者・農園へ渡される。
素晴らしい風味の品種を栽培する農園に滞在
ツアーで訪問するのは、標高1,300mと800mほどの農園の2ヶ所。カゴを持って収穫したり、チェリーを味わってみたりと、実際に農家になったように収穫を体験する。
栽培する品種はアラビカ種で、バリ島のローカル品種である Kopyol・ Kartika・ Cobraなど。どれも果実感や甘さがしっかりある、素晴らしい風味の品種だ。
現地の精製所で五感でコーヒー生産を体験
バリ島の北部、聖なる山のバトゥール山の麓に「LIGHT UP COFFEE」が、現地スタッフとともに生産を行う精製所がある。農園で収穫したチェリーを精製所に運び、皮むき・発酵・水洗・乾燥までを行い、五感でコーヒー生産を体感する。
宿泊は農園の中にあるヴィラ
夜は精製所の隣に建つ、宿泊用のヴィラに宿泊。農園の中に泊まり、コーヒー生産と一緒に暮らす3日間となる。2日目の夜は、ヴィラサイドで、BBQを行う予定だ。
ツアーはどの日程も、10時30分にデンパサール空港集合、18時に同空港解散で、料金は98,000円(税込)。2泊の宿泊と8回の食事が含まれる。オプションとして、農園にもう1泊し、周りの農園をゆっくり訪問する延泊プランをプラス20,000円(税込)で用意する。
3日間をコーヒーとともに過ごすという貴重な体験ができるツアー。真のコーヒー好きなら、この機会に参加を検討してみてはいかがだろう。
LIGHT UP COFFEE バリ島コーヒー農園ツアー
(高野晃彰)