VANLINKS社は、「BENRO」製の三脚「Cyanbird」シリーズの3製品を新たに発表。4月4日(火)より国内予約販売をスタートした。

話題沸騰の三脚が国内予約販売開始

シアンブルー・小型軽量・コンパクトなデザインが特徴の「Cyanbird」シリーズ。カーボン「TCBC15FS20PROC」・アルミ「TCBA15FS20PROC」・カーボン+アルミ「TCBH15N00P」の3モデルが揃う。

自由雲台とビデオ雲台が一体化したハイブリッド型の雲台「FS20PROC」を搭載したモデルは、カーボンとアルミニウム2種類の素材の脚を選択可能。

カーボン+アルミニウム2種類の素材から構成された「TCBH15N00P」には、自由雲台(N00P)が搭載される。

カメラと写真のワールドプレミアショー「CP+」などで、話題沸騰の「Cyanbird」シリーズが、日本デビューを果たした。

写真&映像のどちらの撮影にも対応する三脚

「写真と映像どちらも撮影したい」というニーズに応えた三脚が「TCBC15FS20PROC」と「TCBA15FS20PROC」だ。

拡張性の高いセンターポールを搭載。内部に収納される六角レンチを使用することでセンターポールを分解し、ローアングルからの撮影を可能にする。

ショートセンターポール部には、1/4ネジ穴があり、モニターやライトなどを取り付けて撮影をスムーズに進めることができる。

搭載する「FS20PROC」雲台は、こぶしサイズの小型ヘッドになっていて、角度の調整がスムーズに行える自由雲台と、上下・左右の精密な調整が可能なビデオ雲台の2つの性能を兼ね揃える。

自由雲台・チルト軸・上下のパン軸で、縦撮りなど様々な角度に調整することが可能。アルカスイスタイプのプレートに対応し、落下防止用突起により、カメラの落下リスクを軽減する。

ハンドル部分には、六角レンチがマグネットで収納されており、ハンドル部分の取り付け位置を変えることが可能。さらに、ハンドルベースは取り外して拡張することもできる。

「TCBC15FS20PROC」のスペックは、素材はカーボン、段数は5段、最大直径は34.5mm、最小直径は24.1mm、全長は1290mm、全伸高は1525mm、最低高は175mm、収納高は435mm、開脚角度は20°/55°/80°、重量(雲台込)は1.02kg、耐荷重量は4.5kg。価格は53,900円(税込)となる。

「TCBA15FS20PROC」のスペックは、素材はアルミニウム、全長は1330mm、全伸高は1565mm。その他は「TCBC15FS20PROC」と同様。価格は39,600円(税込)となる。

カーボン×アルミニウムのハイブリッド三脚

「TCBH15N00P」は、カーボンとアルミを使用。最も重量の負担が軽い1段目をカーボンに、2段目以降をアルミにすることで、軽量さを取り入れつつコストを抑える。

さらに「TCBC15FS20PROC」同様に、センターポールを分解してローアングルからの撮影も可能だ。

「TCBH15N00P」のスペックは、素材はカーボン&アルミニウム、全長は1320mm、全伸高は1550mm、最低高は177mm、収納高は460mm、開脚角度は20°/55°/80°、重量(雲台込)は1.05kg、耐荷重量は4kg。その他は「TCBC15FS20PROC」と同様。価格は19,800円(税込)となる。

写真ファンにとって必修品の三脚。軽くて高機能の「Cyanbird」シリーズならきっと満足のいく作品が撮れるだろう。

BENRO JAPAN

(高野晃彰)