ダイナミックな風景が魅力のペルー。中でも約8000万年前にナスカプレートが南米大陸の下に沈み込むことで形成されたというアンデス山脈は、躍動感あふれる地形と変化にとんだ自然環境で私たちを感動させてくれます。今回ご紹介する「Cañón del Sonche(ソンチェ渓谷)」も、アンデスの雄大な景色が楽しめる絶景ポイントなんですよ。

目次
「クエラップ遺跡」見学の拠点、チャチャポヤスの町からすぐ
ソンチェ渓谷の入り口。ワンカス村

「クエラップ遺跡」見学の拠点、チャチャポヤスの町からすぐ

ペルー・チャチャポヤスで絶景!ソンチェ渓谷とワンカス展望台
(画像=『たびこふれ』より引用)

Promperú(プロムペルー/ペルー貿易観光促進庁)イチオシの観光地「Chachapoyas(チャチャポヤス)」。"第二のマチュピチュ"との異名を持つ「クエラップ遺跡」や、断崖に安置された「サルコファゴス・デ・カラヒア(カラヒアの石棺)」、世界有数の落差を誇る「ゴクタの滝」、コンドル湖で発見されたミイラを多数展示する「レイメバンバ博物館」など、見どころ満載のエリアです。

ペルー・チャチャポヤスで絶景!ソンチェ渓谷とワンカス展望台
(画像=『たびこふれ』より引用)

一方、チャチャポヤス市内の見どころといえば小さな博物館と地元の市場くらい。可愛らしい町ですが規模は小さく、散歩もあっという間に終わってしまいます。

リマ⇔チャチャポヤス間のアクセスは飛行機のほか、チクラヨやタラポトといった地方都市発着のバスを利用するのが一般的。ただチャチャポヤス発チクラヨ(またはタラポト)行きのバスは、そのほとんどが夕方~夜間発のため、日帰りツアーに参加するにはちょっとリスクがありますね。チャチャポヤス最終日の過ごし方に悩んだら、迷わずソンチェ渓谷へ!市内から車でわずか20分、ペルーならではの壮大な景色を楽しむことができます。

ソンチェ渓谷の入り口。ワンカス村

ペルー・チャチャポヤスで絶景!ソンチェ渓谷とワンカス展望台
(画像=『たびこふれ』より引用)

チャチャポヤスの町から北へ約8km。チャチャポヤス空港の標識を右手に見つつ進むと、「Huancas(ワンカス)」という小さな村に到着します。

ペルー・チャチャポヤスで絶景!ソンチェ渓谷とワンカス展望台
(画像=『たびこふれ』より引用)

チャチャポヤ文化を象徴する円錐形のとんがり屋根を持つ東屋と、ワンカスの土器が見えますね。素朴な土器で有名なワンカス。土器工房を訪れるツアーもあるので、興味のある方はチャチャポヤスの地元旅行代理店に尋ねてみるといいでしょう。