「ナイキ(NIKE)」は、サブリナ・イオネスク(Sabrina Ionesuu)のシグネチャーシューズ「サブリナ1」とアパレルコレクションを今夏に発売する。
「ナイキ」のグローバルウィメンズ チームは、「イオネスクは、『ナイキ』としてユニセックスのシグネチャーコレクションを展開する初めての女性バスケットボールプレイヤーとなります。彼女とともに、未来の世代に向けてこの取り組みを進めることで、バスケットボールがさらに進化していくことを楽しみにしています」とコメントしている。
「サブリナ1」 は、イオネスクのようにフロアの両サイドで素早い加速やカットをこなしながら、第4クオーターでも疲れずプレイをしたいと願うプレイヤーのために作られた。この目標に向けて、「ナイキ」のデザイナーたちは、シューズの軽さを維持しながら快適さとサポート性を高めることにフォーカスした。「リアクト クッショニング」をソール全面に使用し、前足部にはその上に「ズーム エア ユニット」を載せている。この組み合わせによってエネルギーリターンと反発性を生み出す一方、中足部のシャンク(靴の土踏まず部分に挿入されるパーツ)が安定性を高めてプレイヤーのバランスを保つ。また、中足部のバンドシステムとロックダウンケーブルが、ソールの上に足をしっかりと固定させる。
「サブリナ 1」の前足部などにみられる、イオネスクの故郷をインスピレーションにした緻密な刺繍のパターンは、ルーマニアの伝統的なアートや建築物に敬意を表したものである。アウトソールの上と下を巻き込むように「I」の文字があしらわれ、かかとにも「I」の文字が大きく記されている。デザインの特徴となるこの要素は選手のイニシャルを活かしたもので、さらに、シューズの内側にはスウッシュが縦にあしらわれている。これは、イオネスクがこれまでのキャリアで打ち破ってきた様々な壁を象徴している。また、シューズの上に隠れるように記されているAnyone, Anywhere(誰でも、どこにいても)の言葉は、イオネスクの何にも挫けない精神や、どこにいても夢を追うことはできるという、彼女の信念を表現している。
アパレルコレクションは、ジェンダーに偏りのない、パフォーマンスとライフスタイル向けのプロダクト作りにフォーカスしている。イオネスクの初めてのシグネチャーアパレルコレクションは、成人向けサイズでの展開となり、フーディ(9,570円)、Tシャツ(4,620円)、ショーツ(7,150円)などがラインアップ。
「サブリナ 1」は今夏に発売予定で価格は14,300円。nike.comと「ナイキ」アプリ及び一部の「ナイキ」販売店にてアパレルコレクションと共に発売予定。
文・粟津原晟名/提供元・SEVENTIE TWO
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