アウトドアライフスタイル関連企業のスノーピークは、キャンプ場併設の新店舗「スノーピーク アブラヤマ フクオカ(Snow Peak ABURAYAMA FUKUOKA)」を4月27日にオープンする。福岡市・油山に同日オープンする複合アウトドア型施設「アブラヤマ フクオカ(ABURAYAMA FUKUOKA)」内に開業する形だ。
「アブラヤマ フクオカ」が開業される舞台・油山は、福岡の中心市街地から車で約30分という立地ながら、豊かな自然が広がる場所で、数年前から再開発事業が進められていた。本施設は、「油山市民の森」と「油山牧場」を統合リニューアルする形でオープンする。
本施設のコンセプトは「BACK TO NATURE」。施設を運営する九州旅客鉄道は、自然と触れ合うだけでなく「暮らす・遊ぶ・働く・学ぶ・整う・感じる」という様々な体験を通して、心と体に刺激や感動を与え、人間本来のあるべき姿に戻っていくことを目指して、この施設をオープンした。
「スノーピーク アブラヤマ フクオカ キャンプフィールド」は、ソロキャンプサイトやドッグランサイトなどを含む約70のキャンプサイトを擁しており、様々なキャンプスタイルが楽しめる。また、キャンプ道具を持っていない人も手軽にキャンプを体験できる「手ぶらCAMP」のサービスも提供する予定。キャンプ道具は全てレンタル可能で、テントなどの設営フォローもスタッフが行うため、キャンプをする本人は、食材や着替えのみ用意すればよい。
新店舗のショップ部分は、「スノーピーク(Snow Peak)」の直営店と同じく、テントやシェルターなどのキャンプギアからアパレル、リュックやバックなどのアクセサリーまで幅広いラインナップを揃え、店舗限定アイテムの販売も予定している。また、店舗の前は広場になっており、テントやシェルターの設営講習やペグ打ち体験、焚火体験などのイベントも催される。
本施設には「スノーピーク」新店舗に加え、バーベキュー場、農園、牧場、「スターバックスコーヒー」などの飲食店もオープンする。今後はシェアオフィスやアスレチックも開業予定だ。
また、スノーピークと九州旅客鉄道は、2020年10月に「包括連携協定」を締結している。九州における地方創生に関わる様々な分野で相互に協力し、魅力的で持続可能な地方創生を実現することを掲げており、今回の取り組みはその一環となる。
来春には福岡の夜景を贅沢に楽しめる土地にヴィラ・コテージ・テントの3タイプの宿泊棟を設けたラグジュアリーなアウトドア施設「Snow Peak YAKEI SUITE」も開業予定だ。
文・茂木美櫻/提供元・SEVENTIE TWO
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