米ニューヨーク州に住むコーラル・サンチェスさん(29)は、9歳のときに初めてあごに毛が生えているのを見つけたという。当時は、いじめっ子の注目を避けるために毎朝ひげを剃っていたそうだ。
彼女は多毛症を患っており、朝に剃っても昼過ぎにはまた生えてきてしまった。ファンデーションを顔に重ね塗りすることで、ひげを見られないようにしていた。
しかし、26歳でホームレスになったコーラルは、毎日ひげを剃り続けることができなくなった。そのときに、そもそもなぜひげを剃っているのか疑問に思うようになったという。
コーラルさんは2022年3月にひげを剃るのを止めた。現在はヒゲを伸ばし始めて1年になるが、自分を「本当に美しい」と思うようになったという。
「毎朝起きたら髭を剃り、午後2時には顔に無精ひげが生えていました。ファンデーションを塗って、顔の周りの髪を下ろしていました。自分のひげを受け入れるのに、本当に長い時間がかかりました。今では鏡を見て微笑み、本当に美しいと感じるようになりました」(コーラルさん)

彼女は、卵巣の働きに影響を与える多嚢胞性卵巣症候群を患っており、多毛症(男性のように体毛が過剰に生えること)を引き起こしている。
以前は長年付き合っているパートナーにも決して化粧をしていない顔を見せたことがなかったという。いつも彼よりも早起きして髭を剃っていたそうだ。
しかし、2019年7月、出会い系アプリを通じて現在のパートナーのイレズと出会い、自分の悩みを打ち明けることができたという。
「彼は『気にすることないよ。あなたは美しいし、あなたの体は自然にそうなっているのだから』と言ってくれました」(コーラルさん) 参考:「Daily Star」ほか
文=S・マスカラス(TOCANA編集部)
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提供元・TOCANA
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