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セルティック所属FW古橋亨梧の好調ぶりに、宿敵レンジャーズOBも脱帽している。両クラブが今月8日にダービーマッチを控える中、現地では「古橋がレンジャーズにいれば、レンジャーズがスコットランド1部リーグ首位だった」という意見が沸き起こっている。
古橋は今季ここまでリーグ戦29試合の出場で20ゴール。先月のキリンチャレンジカップ2023で日本代表落選も、セルティックの絶対的ストライカーとして好調を維持。今月8日のスコットランド1部リーグ・レンジャーズ戦でも先発出場が予想されている。
レンジャーズOBのクリス・ボイド氏は、古橋のプレーがチーム全体に与える影響力を解説。英メディア『スカイスポーツ』のインタビューで「もし古橋がレンジャーズにいれば、レンジャーズがリーグ首位に立っていたか」と聞かれると、「彼が持っているインパクトと、彼が決めたゴールを踏まえると、『違う』と反論するのは非常に難しい」
「セルティックではなくレンジャーズが首位に立っていると思う。両チームとも素晴らしい選手を抱えているが、ストライカーがピッチ上で最も重要な選手であることには理由があるんだ」
「古橋の動きのおかげで、相手は10ヤードから15ヤードもラインを下げ、その結果、彼の後ろでプレーする選手たちにスペースができる」
「セルティックの中盤と同じく、レンジャーズにもいい選手が何人かいる。レンジャーズの選手たちのボールを持つ時間が長くなるかもしれない」とコメントを残している。
なおセルティックは今月2日のロス・カウンティ戦で勝利。2位レンジャーズに9ポイント差をつけて首位に立つ中で、ダービーマッチに挑む。