タレントの有吉弘行が26日、自身がパーソナリティーを務めるJFN系ラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』に出演。マスコミの突撃取材のせいで「叔母が死んだ」と告白し、驚きの声が広がっている。

番組では、ある週刊誌系ウェブメディアが将棋の藤井聡太と大リーガーの大谷翔平の母をアポなし取材した記事を紹介。「どちらの母も取材に応じてくれなかったが、2人とも否定や非難の言葉を一切使わなかった」とする内容について、リスナーから「ただの塩対応と門前払い」「迷惑なんだよ」などといった厳しいツッコミが寄せられ、有吉がそれを感情強めに読み上げた。
その流れで、有吉は「私の叔母もね、ピンポンピンポンって押されてね、足も悪いのにピンポン鳴ったからって出ていったらね、転んでね、腰の骨を折りましたよ。記者のせいで」と明かし、「死にましたもんね」と衝撃の告白をした。
さらりと次のメール紹介に移ろうとする有吉に対し、共演者からは「逃していいんですか。とことんやった方がいいですよ」といった声があがったが、有吉は「いいですよ、うちの叔母が記者のせいで死んだとしても、持ちつ持たれつですから」「言ったってしょうがないから。証拠もないし。記者のせいで腰の骨を折ったけど、そのせいで死んだけど、それが100%記者のせいだとは言えないから、まあしょうがないわ」と淡々としながらも怒りを込めた口調で語った。
これに対して、ネット上では「関係ない親族の家にまで押しかけるのは本当に許せない」「有吉のマスコミ嫌いの理由がわかった」「悪いことしたわけでもないのに気の毒すぎる」といった同情と憤りの声が続出。その一方で「宅配業者とかもピンポンするし、マスコミが来なくても骨折した可能性あるのでは」「気持ちは分かるけど『記者のせいで死んだ』は飛躍しすぎ」といった意見もあり、賛否両論となっているようだ。
実際、有吉が2021年に妻の夏目三久さんと結婚した際、叔母に突撃取材した週刊誌系メディアがあり、その後に叔母が亡くなったことを有吉は明かしていた。それが影響してか、有吉はたびたびラジオ番組などで、親族はおろか自宅マンションの住人にまで聞き込み取材する週刊誌記者に対して「気持ち悪い、最悪な人間だなって思って」などと不快感を表明していた。
また、2021年12月に歌手で女優の神田沙也加さんが亡くなった時、斎場で会見した両親の神田正輝と松田聖子に対してマスコミから「今のお気持ちは?」という質問が飛び、これに有吉がラジオ番組で「お前らが自分の子ども亡くしたのと同じ気持ちだろ、バカ野郎」と怒りをぶちまけたこともあった。
芸能人だけでなく一般人へのアポなし取材も辞さないマスコミに思うところがある様子の有吉。ただ、芸能人は「メディアと持ちつ持たれつ」という部分があるのも事実で、そのジレンマが有吉の静かな怒りにつながっているのかもしれない。
佐藤勇馬/フリーライター
提供元・Business Journal
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