副回線サービスより格安SIMのほうが安い! それでも値段だけではない事情も……
KDDIとソフトバンクが新たに月額429円で副回線サービスを始めましたが、今回紹介した格安SIMの料金を見れば、必ずしも料金がお得だとは言えないでしょう。
ただし、料金ばかりでは語れない部分もあります。たとえば、iPhoneで格安SIMを利用してデュアルSIM運用する場合は注意が必要です。
大手キャリアを利用しているユーザーが、新たに格安SIMを導入してデュアルSIM運用するのはOKですが、主回線を格安SIMにしている人は、iPhoneにネット接続設定の「APN構成プロファイル」がひとつしかインストールできないため、格安SIM2枚でのデュアルSIM運用ができない場合があります。
また、新規で格安SIMを契約するときは手数料がかかりますし、申し込み時の手間やデュアルSIMの設定を行う手間を考えれば、今利用しているauやソフトバンクスマホのオプションとして手軽に申し込める「副回線サービス」のほうが、簡単に利用できます。
まとめ
いかがでしょうか? 大規模通信障害や大災害に備えて、今後は異なる2つのキャリア回線を準備しておくことは大切なことです。
しかし、今回導入されたKDDIとソフトバンクの「副回線サービス」は、格安SIMに比べるとやや割高になっています。少しでも安く済ませたいなら格安SIMでのデュアルSIM運用することも検討してみてください。
とはいえ、iPhoneで格安SIMを2枚使ってデュアルSIM運用をする人は注意が必要ですし、そもそもデュアルSIMの設定に自信がない人には、オプションとして手軽に申し込めるKDDIとソフトバンクの「副回線サービス」のほうがオススメです。
文・すずきあきら/提供元・オトナライフ
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