ドコモから他のキャリアに変更したいけど、ドコモのキャリアメールも失いたくないという方は多いはず。そこでおすすめなのが「ドコモメール持ち運び」サービス。今回はドコモ以外のキャリアに乗り換えた後も、ドコモのキャリアメールを使い続けることができる仕組みや利用方法、注意点などを解説します。
ドコモメール持ち運びとは?キャリアメールが解約後も利用可能
ドコモメール持ち運びとは、ドコモとの契約解除後や他キャリアへの乗り換え後も継続してドコモメールを使えるサービスです。
月額料金は330円 | 初回申込みから31日間は無料
ドコモメール持ち運びの料金は、月額330円(税込)。My docomoからならオンラインで契約可能です。なお初回申し込みから31日間は無料で利用できます。ドコモが提供するahamoユーザー以外の支払方法は、基本的にクレジットカード払いです。
申し込みにはドコモ回線のdアカウント必須
ドコモメール持ち運びの申し込みにはdアカウントが必要となります。未発行の場合は、申し込み前にdアカウントの公式サイトで登録しておきましょう。確認のために電話番号の登録も必要です。
「ドコモメール持ち運び」のメリットは?
「ドコモメール持ち運び」なら、ドコモを解約後も今までのメールアドレスの利用が可能。メールアドレスを新たに作らなくて済むので便利です。
ドコモ解約後も使えるのでアドレス変更手続きが不要
今まではドコモ解約と同時に使えなくなっていたメールアドレスが、解約後も使えます。
ドコモ→ahamoへの切り替え時も簡単 | ただしプラン変更と同時に申し込み必須
ドコモからahamoへの切り替え手続きやプラン変更は簡単にできます。
●ahamo(公式)は→こちら
キャリアメールで登録した会員制サイトの情報の更新が不要になる
キャリアメールのアドレスが変わると、今まで登録していたサイトのメールアドレスも変更しないといけなかったり、知り合いにアドレス変更のお知らせを送ったりと手間がかかります。ドコモメール持ち運びなら、その手間がかからないため便利です。月額330円(税込)と有料ですが、キャリアメールアドレスを変更した場合の不便さを考えると十分に利用する価値はあります。
「ドコモメール持ち運び」のデメリット・注意点は?
「ドコモメール持ち運び」のデメリットや注意点を紹介します。
解約から31日以内に申込み必須
解約(他社へ乗り換え)の場合は、必ず解約日から31日以内の申し込みが必要です。31日を過ぎると申し込みできず、利用していたドコモメールアドレスは使えなくなります。
ahamoへの変更時は要注意 | プラン変更との同時申込みのみ可能
とくに注意しておきたいのがahamoへの変更時。プラン変更と同時に申し込む必要があり、申し込みし忘れたとしてもプラン変更後には申し込みできません。
「ドコモメールのみ」の単体契約はできない
「ドコモ持ち運びメール」サービスは、あくまでもドコモユーザーのためのサービス。そのためドコモユーザー以外の方が、新しくドコモメールを発行するなど単体での利用は付加です。
ローカルデータ引継ぎは非対応
ローカルデータとは、携帯やスマホ本体に保存しているデータのこと。「ドコモ持ち運びメール」サービスは、iモードメール、spモードメール、メッセージR、メッセージSに非対応のため、引き継ぎたい場合は赤外線通信やSDカードなどを使って自分で保存するなどの対応が必要です。