プラサ・デ・アルマ

(画像=『たびこふれ』より引用)

(画像=『たびこふれ』より引用)
プラサ・デ・アルマは、アヤクーチョ市の中央広場で、ここには大聖堂もあります。周囲の建物は16~17世紀に建てられたものばかりだそうです。この広場にも、キヨスクや週末にだけ立つ地方菓子の市など、いたるところにレタブロのシンボルともいえる、祭壇の扉の柄が使用されています。この町のトレードマークと言ってもいいほど、住民にとって馴染みのある柄なのです。
ホアキン・ロペス・アンタイ記念館

(画像=『たびこふれ』より引用)
まずはレタブロがどのようにして有名な工芸になったか、その歴史を知ることができるホアキン・ロペス・アンタイ記念館に行ってみましょう。
ここは、レタブロ作家、ホアキン・ロペス・アンタイ氏(1897年8月23日~1981年5月28日)の住まい兼仕事場だったところです。同氏の 作品は国内外で絶賛され、1975年、ペルーの偉大な造形作家に贈られる文化大賞を受賞しました。レタブロの知名度がこれほどまで上がったのも、彼の貢献が大きいでしょう。この記念館は、その賞の受賞から40年を記念し、親族によって2016年にオープンされました。

(画像=『たびこふれ』より引用)
公開しているのは一階の3部屋で、作業場、ホアキン氏の略歴を紹介している部屋、そして最後の部屋は、リマの芸術家や文豪との交流や受賞した賞について説明をしています。入場料は4ソーレス。スペイン語ですが、ガイド付きです。レタブロの歴史を知った後は、同館附属のレタブロ売り場で、今の作家さんの作品を見つつ、気に入ったものがあれば、買い求めることもできます。ホアキン氏の孫、アルフレッド氏のレタブロが買える場所でもあります。
基本情報
- 施設名:ホアキン・ロペス・アンタイ記念館(CASA MUSEU JOAQUIN LOPEZ ANTAY)
- 住所:JIRON CUSCO 424, AYACUCHO
- 営業時間:15時~18時
- 定休日:日曜