セイコーウオッチが展開する「グランドセイコー(Grand Seiko)」は6月9日、ブランド初の機械式クロノグラフ(特定の時間を計測する機能)ムーブメントを搭載した「グランドセイコー エボリューション9 コレクション テンタグラフ」を発売する。

「グランドセイコー エボリューション9 コレクション テンタグラフ」は、高精度と実用性を追求してきた「グランドセイコー」が、革新的なハイボートキャリバー9SA5をベースに開発した「テンタグラフ(TENTAGRAPH)」キャリバー9SC5を採用したスポーツウオッチだ。「テンタグラフ」の名前は、毎秒10振動による計度制度と、自動巻クロノグラフ、そしてクロノグラフ作動時でも3日間の駆動を約束するロングパワーリザーブに由来している。

本作の発売を機に「グランドセイコー」では、メカニカルクロノグラフのための新たな制度規格を設定。従来の「グランドセイコー」同様に、6方向の姿勢、3段階の温度という条件下で17日間に渡る厳しい試験を受け、3日間クロノグラフを作動させた状態で3方向の姿勢を評価する。

「グランドセイコー」が初の機械式クロノグラフ「テンタグラフ」を発売 岩手の山々から着想を得たデザイン
(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)

「グランドセイコー」のメカニカルウオッチは、岩手県雫石町の「グランドセイコースタジオ 雫石」で手作業で組み立てられ、調整されている。そして「グランドセイコー」のスタジオから見える岩手山は、ブランドのインスピレーションの源であり、象徴だ。

「グランドセイコー」が初の機械式クロノグラフ「テンタグラフ」を発売 岩手の山々から着想を得たデザイン
(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)

「グランドセイコー エボリューション9 コレクション テンタグラフ」でも、岩手山の山肌からデザインを得たダイヤルの繊細なパターンと、透明感のあるブルーを組み合わせが、星々の煌めく夜の岩手山を表現している。価格は1,815,000円。

「グランドセイコー」が初の機械式クロノグラフ「テンタグラフ」を発売 岩手の山々から着想を得たデザイン
(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)

文・セブツー編集部/提供元・SEVENTIE TWO

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