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明治安田生命J2リーグが『CIESフットボール・オブザーバトリー(スポーツ国際研究センター)』の公表データである「直近3年3カ月で1試合あたりの警告が少ないリーグランキング」で1位に。世界で最もフェアプレーが多いリーグであることが実証された。
国際サッカー連盟(FIFA)の関連調査機関であるスポーツ国際研究センターは今月、世界76のリーグを対象に「2020年1月1日から2023年3月20日までの国内リーグ戦で提示されたイエローカード、レッドカードの1試合平均枚数」によるランキングを公開。カード枚数が多いリーグを「汚いリーグ」と評している。
これによると、イエローカード平均枚数が少ないのはJ2リーグで「1.94枚」とのこと。J1リーグが「2.09枚」で2位となっているほか、オランダやイングランドのリーグ戦が上位にランクイン。元日本代表MF天野純やFW江坂任がプレーしているKリーグ(韓国1部)も「3.44枚」と8位に食い込んでいる。
またレッドカード平均枚数でもJ2リーグが「0.05枚」で1位に。イエローカードのランキングと異なり、ブンデスリーガ(ドイツ1部)や北欧リーグがトップ10にランクインしている。
一方、カード平均枚数が多いリーグランキングでは南米諸国やポルトガルが上位を独占。ボリビア1部がイエローカード「6.46枚」、レッドカード「0.55枚」でともにワーストとなっている。
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『CIES』公表の「1試合あたりのカード平均枚数」最小ランキング
<イエローカード>
1位:明治安田生命J2リーグ-1.94枚(1444試合)
2位:明治安田生命J1リーグ-2.09枚(1036試合)
3位:オランダ1部-2.93枚(924試合)
4位:オランダ2部-3.00枚(1145試合)
5位:ノルウェー1部-3.18枚(720試合)
6位タイ:イングランド4部-3.37枚(1714試合)
6位タイ:プレミアリーグ(イングランド1部)-3.37枚(1211試合)
8位:Kリーグ(韓国1部)-3.44枚(641試合)
9位:スコットランド2部-3.51枚(500試合)
10位:イングランド2部-3.52枚(1825試合)
<レッドーカード>
1位:明治安田生命J2リーグ-0.05枚(1444試合)
2位:ノルウェー1部-0.09枚(720試合)
3位:明治安田生命J1リーグ-0.10枚(1036試合)
4位:スウェーデン1部-0.11枚(720試合)
5位タイ:ブンデスリーガ(ドイツ1部)-0.12枚(989試合)
5位タイ:プレミアリーグ(イングランド1部)-0.12枚(1211試合)
7位タイ:イングランド2部-0.13枚(1825試合)
7位タイ:オランダ2部-0.13枚(1145試合)
7位タイ:イングランド3部-0.13枚(1705試合)
10位:フィンランド1部-0.16枚(460試合)
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