Coleman(コールマン)の人気焚き火台「ファイアーディスク」にジャストフィットする風防アイテム「KOMOREび」が登場。3月31日(金)より、ECサイトにて100台限定の先行予約販売を開始した。
いつもの焚き火シーンをより快適に、ロマンチックにしてくれそうな同製品に注目だ。
林業会社と機械メーカーの異色のコラボ
同製品は、長野県にある2つの企業、松本市美鈴湖もりの国オートキャンプ場を手掛ける柳沢林業と、老舗・機械設備メーカーであるツカダファイネスのFicxMoC(フィックモック)事業部による異業種コラボによって生まれた。
両社は、自分だけの焚き火体験を求める人に、商品として完成度の高い「ファイアーディスク」を活かして、より快適な焚き火ができるアイテムを届けることを目指し、半年間の試作・企画検討期間を経て、ついに商品化に漕ぎつけた。
なお、デザイン・企画は柳沢林業が、設計・製造はツカダファイネスのFicxMoC事業部が担っている。
安定性・携行性・五徳機能などが特徴
同製品は、「ファイアーディスク」の円形美を損なわずに「いかに風防機能を追加するか」という検討を重ね、多角形に行き着いた。
「ファイアーディスク」にぴったりはまるよう設計されており、置くだけで簡単に設置できる。鉄製のため、丈夫で安定性に優れているのもポイントだ。
また、網を置く五徳としても優秀。火床からの距離でより自由に快適に薪の投入が可能となる。
さらに、ヒンジを付けて折り畳み式としたことで、文庫本サイズに収納でき、持ち運びやすくなっている。
自然の循環を感じさせるデザインを高度な技術で実現
同製品には、信州の四季を彩る多様な樹木と木こりたちのイラストをデザイン。焚き火の炎でイラストが浮かび上がるように見える。
イラストは、ファイバーレーザー加工機を用い、通常の加工では表現できない精密な表現を実現。熟練オペレーターが加工設定を試行錯誤し、デザイナーの想いをそのまま再現した。
信州松本のシンボルツリー「赤松」と剪定・手入れのためツリークライミングする木こりを描いたものや、秋の味覚「クリ」の木立を抜けていく馬と人など、山仕事をする人と森林との関わりを表現したものもある。
このほか、長野県の“県木”で、特徴ある樹皮と枝ぶりが魅力の「白樺」、ドングリを落とし、火力・火持ちが良い薪としても活躍する生命力の象徴「コナラ」といった樹木のイラストもデザインされている。