自分だけでなくチームの利益に

 さて、ここまでくると長い道のりだということが、おわかりいただけたかと思います。そこで、ハイスペック女子にはこの長い道のりを説明した後に、こう言います。「たられば」となりますが、あの産業医面談で受診を勧められた時にちゃんと受診して、症状が戻っていれば、どれだけ個人やチームの生産性の低下を防げていたでしょう、とあとから思うかもしれませんよと。

 よく「チームの人に迷惑がかかるから、遠慮して休まない」という声を聞きますが、行き過ぎた心身の疲労のケアを早めにしないことにより半年以上の月日があっという間に吹っ飛ぶことを考えたら、危ないなと思ったら早めに有給を取る、受診するというセルフケアが、自分だけでなくチームの利益にもなるのです。

 ぜひ受診を迷っている方がいたら、1年後の自分が今の自分になんとアドバイスするか考えてみてください。本当の強さは鋼のような強さではなくて、しなやかな柳のようなものなのですから。

(文=矢島新子/産業医、ドクターズヘルスケア産業医事務所代表)

提供元・Business Journal

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