ほくほくして美味しい銀杏。
しかし、食べすぎるのだけは避けたい禁断の食べ物なのです。
銀杏は有毒で食べすぎると中毒症状を引き起こす危険があり、実際に死亡例もあるようです。
そこで今回は、美味しいけど毒がある銀杏について見ていきましょう。
銀杏はイチョウの実の種

(画像=『FUNDO』より引用)
銀杏はイチョウ科イチョウ属で中国原産の裸子植物です。
イチョウの木にそのまま実がなるのが特徴。
イチョウの木の特徴
銀杏はイチョウの木になります。
イチョウの木自体は全国的に見ることができます。
葉の形状が特殊で扇形になっており、日本では街路樹などに用いられることも多いです。
そんなイチョウの木、実はとても珍しい世界最古の植物の1つです。
実際に全国各地で化石が発見されているなど、古くから日本にも自生していたことがわかっています。
イチョウ科の植物は氷河期にほぼ絶滅してしまったのですが、イチョウだけは唯一現存する種となっています。
銀杏(ぎんなん)の特徴
イチョウの実は、他の木の実に比べても独特の匂いを持っているのが特徴です。
その匂いは様々な形で形容されるのですが、臭いと評されるほど強い匂いのせいでネズミやサルも食べません。