ジンラバーならば一度は試してみてほしい。
金沢市初の蒸留酒製造所「Alembic(アレンビック)大野蒸留所」の蒸留酒ジン「Alembic Dry Gin HACHIBAN」が、イギリスで開催された世界的な酒類品評会「インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション(以下、IWSC)2023」において、国内産のジンで唯一となる金賞を受賞した。
石川県生まれのジン「Alembic Dry Gin HACHIBAN Batch」
「Alembic大野蒸留所」は、北前船の歴史の面影を残し、醤油味噌蔵が立ち並ぶ発酵食の街・大野町を拠点に2019年に設立された蒸溜所。3年間の準備期間を経て、製造をスタートしたのは2022年8月のことだ。
同蒸留所が現在販売する商品は、金賞を受賞した「Alembic Dry Gin HACHIBAN Batch」のみ。
金沢に関連したボタニカルや仕込み水を多く使用
「Alembic Dry Gin HACHIBAN Batch」の商品名は、試作レシピの“8番目”から生まれたことに由来する。
ボタニカルも、地元・金沢産のものを含めた“8種類”を使用。ジュニパーベリー、コリアンダーシード、カカオニブ、フレッシュなレモンピール、オレンジピール、クロモジ、アンジェリカルート、カシアなどが使われている。
ジュニパーベリーはその香りをじっくり引き出すために通常よりも多く使用。グレープフルーツのようなフレッシュな柑橘系の香味と、その他の香味がきりりと絡み合うように仕上げたという。香味成分をより強く味わえるよう、冷却ろ過処理を行っていない点も特徴だ。
さらに、仕込み水や割り水には霊峰白山の伏流水を使用しており、金沢らしさがふんだんに詰まったジンとなっている。
ジンラバーはもちろん、普段ジンに馴染みのない人にも飲みやすく、おかわりしたくなる香味と味を目指して完成した「Alembic Dry Gin HACHIBAN Batch」。金賞受賞ということもあり、今後は石川県民だけでなく、さらに多くの人々から注目を集めそうだ。
Alembic Dry Gin HACHIBAN Batch
容量:500ml
ABV:47%
参考価格:¥4,000(税込)
Alembic大野蒸留所公式サイト
(IKKI)