【こちらも要チェックの商品!】
LS2ブースはブース真上から見て右の最新海外モデルと左の国内販売モデルに分かれていたのも印象的。もちろんそのどれもが注目したい製品であることには間違いないのだが、やはり東京モーターサイクルショーでしか見ることができない海外モデルやレーサーレプリカモデルはとても新鮮だ。ここまでご紹介したアイテムと合わせてチェックしておきたい製品をピックアップしたので紹介していこう。
冒険心をさらにくすぐるオフロードモデル展開
「SUBVERTER EVO」/「EXPLORER CARBON」/「DRIFTER」(海外モデル)
革新的なシステムヘルメットの開発やMotoGPにロードレース世界選手権のサポートなど、どちらかというとオンロードモデルのイメージが強いLS2だが、実は海外モデルではオフロードモデルも充実しているのだ。
「SUBVERTER EVO」はダイナミックなフォルムと軽量で快適性の高い帽体、シールドがついていない本格的なオフロードモデルとなっている。また、LS2ではこれに合わせてシールドも展開しており、オフロードスポーツシーンでもLS2を愛用できるのはなんとも羨ましい。
「EXPLORER CARBON」は「EXPLORER F」の帽体をカーボンとすることで、さらに軽量化を図ったモデルとなっている。軽量化したことによって快適性がさらに上がるだけでなく、カーボンの織り目が生み出すデザインは見た目にも美しい。
「DRIFTER」は無骨ながらもカジュアルな雰囲気も持ち合わせたオフロードモデル。それもそのはず、実はバイザーや顎部分が取り外し可能となっており、これらを組み合わせることで1つのヘルメットで4通りのスタイルを楽しむことができるのだ。
憧れのレーサーレプリカモデルラインナップ!
「THUNDER C GP」(国内未発売)
ロードレース世界選手権で活躍するライダーを中心とした、レーサーレプリカモデルラインナップ。それぞれのライダーに合わせたグラフィックデザインは市販モデルとは一味違ったグラフィックが特徴的で、見た目だけでなくインパクトのあるディフューザーやエアインテークの作り込みなど、細部までレーシーな仕上がりがたまらない。
国内未発売のモデルではあるが、こうして世界で戦うライダーのレプリカモデル展開はレースシーンを盛り上げていく起爆剤となることはもちろん、いちライダーとして「いつかはレプリカモデルを」といった憧れの象徴でもあるのだ。
ヘルメット以外のアイテムも要チェック!
世界的なヘルメットメーカーのLS2だが、今回の東京モーターサイクルショーではヘルメット以外のアイテムも数多く展示されていた。
一際注目を集めていたシューズのラインナップは豊富に取り揃えており、丈の長いブーツタイプからくるぶしまでをカバーしたハイカットモデルまで、バイクから離れた街中でも馴染みやすいカジュアルな雰囲気のモデルが多く、ライディングウェアだけでなく、これなら普段着と合わせても違和感がなさそうだ。
現在、国内でも販売中のAURAゴーグルはヘルメットに合わせやすい6色の展開で、オプションのミラーレンズを装着した展示製品はゴーグル各部の作り込みと合わせてクオリティーが非常に高く、アウトリガータイプのベルトベースを採用した本格的なオフロードゴーグル。さらにオフロードゴーグルとしては珍しく、オプションでレンズの曇り予防に効果的なピンロックシートも用意されている。
また、ライディングウェアやグローブについても多数展示しており、プロテクションや手首の絞りなどの機能面・安全性はしっかりと確保しつつ、スポーティーなモデルからカジュアルなモデルまで幅広く展開。
細部をじっくりと観察すればするほどにLS2の魅力がギュッとつまっているブース展示は物欲が加速するだけでなく、海外モデルについても国内展開を心待ちにしたい。こうしてワクワクさせてくれる楽しみこそ、東京モーターサイクルショーならではの醍醐味なのである。次々に新しいヘルメットやそれに伴うシステム、ヘルメット以外の製品も開発を進めていくLS2ヘルメットには今後も目が離せなそうだ。