今年、東京では3月14日（火）に桜が開花。すでに盛りは過ぎたが、今週末までは桜を鑑賞できるスポットも多い。
まだまだ桜を感じたい人に、この記事では4月1日（土）～4月2日（日）にかけて参加できる東京の花見イベントを紹介する。
雨天時には中止となるイベントもあるので、公式WEBサイトや公式SNSの情報を参照のうえ足を運んでほしい。
お江戸深川さくらまつり
＜江東区＞情緒ある和船が運行「お江戸深川さくらまつり」
門前仲町駅の南を流れる大横川沿いは、約270本のソメイヨシノが一斉に咲き誇る。その開花にあわせ、江東区・深川エリアで開催されるのが「第19回 お江戸深川さくらまつり」で、今年は4月2日（日）まで行われる。
目玉は、この時期にだけ大横川で運行する予約制の和船だ。船頭が櫓（ろ）*で船を漕ぎながら、乗客を江戸情緒漂う花見の世界へといざなう。
和船のほか、同じく予約制の「お花見クルーズ船」も。黒船橋から発着する開放感いっぱいの屋根無し船（動力船）で、大横川沿いの周遊と隅田川のミニクルーズが楽しめる。
大横川の桜並木は、枝が水面近くまで低くせり出しているのが特徴。和船や動力船から桜を見上げれば、まるで江戸時代へタイムスリップしたかのような気分になるはずだ。
前述の期間中、深川飯やあさりの串焼きなど、深川の名店が出店する「石島橋お休み処」や、黒船橋から巴橋にかけて行われる桜のライトアップなども見逃せない。
週末は、江戸情緒ある桜見物を堪能できる同イベントに足を運んでみては。
お江戸深川さくらまつり
開催日時：開催中～4月2日（日）
所在地：東京都江東区門前仲町駅大横川周辺
※雨天・荒天時は中止となる場合ありお花見クルーズ船
開催日時：開催中～4月9日（日）
※桜が完全に散ってしまった際は運航終了
*和船における漕具（そうぐ）の一つ
＜文京区＞庭園の桜を演出。ホテル椿山荘東京のイベント
ラグジュアリーなホテルのサービスと桜を楽しみたい人は、東京メトロ 有楽町線・江戸川橋駅から徒歩約10分の場所にある「ホテル椿山荘東京」のイベントをチェック。
同ホテルの庭園には約20種・100本の桜があり、2月～4月中旬にかけて咲き誇る。その庭園内の桜を演出するイベントが現在開催中で、4月9日（日）まで行われる。
期間中は、夜19時から庭園内の桜のライトアップと、庭園の約4分の3を覆う「大雲海」とのコラボレーション「夜桜雲海」を行う。
そこに今年は、水車から御神木へ向かう小路一面に、プロジェクターから桜と山茱萸（さんしゅゆ）を映し出すイベント「桜小路～光のアート～」が加わる。
お酒が好きな人は、同ホテルにあるメインバー「ル・マーキー」に立ち寄り、限定カクテル「ザ ガーデン マティーニ～桜～」を試してみるのもいいだろう。
日本酒とこぶ茶を使用したカクテルで、桜花のドライフラワーを装飾。グラス上のバルーンが弾けるとミストが広がり、まるで雲海を目の前にしたかのような演出を楽しめる一杯だ。
雲海と桜が織りなす幻想的な光の世界を堪能したい人は、。
夜桜雲海と桜小路～光のアート～
開催日時：開催中～4月9日（日）
会場：ホテル椿山荘東京 桜小路（庭園内の水車から御神木へ向かう小路）
所在地：東京都文京区関口2-10-8ザ ガーデン マティーニ～桜～
提供期間：提供中～4月9日（日）
店舗：メインバー「ル･マーキー」
