星野リゾートの温泉旅館「界 川治」(栃木県日光市)は2023年7月22日から8月27日まで、「かんぴょう夏祭り」を開催する。栃木県特産のかんぴょうをテーマに、「かんぴょうむき」などの体験メニューやかんぴょうを使ったメニューを提供する屋台などを用意する。  栃木県が国内生産量の95%を誇る「かんぴょう」は、ウリ科の植物である「夕顔」の実を薄く剥(む)いて干した作物です。「かんぴょう夏祭り」では、夕顔の実を使ったかんぴょうむきや夕顔すくい、夕顔わなげなど、「夕顔」や「かんぴょう」をアレンジした催しを体験できます。加えて今年は新たに、かんぴょうを使った夏祭りメニューを提供する「かんぴょう屋台」が登場します。

界 川治、栃木の特産品「かんぴょう」を存分に楽しむ「かんぴょう夏祭り」を7月22日より開催
(画像=『観光経済新聞』より引用)

背景

かんぴょうの生産が盛んな栃木県では、「夕顔」の収穫が最盛期を迎える夏の時期、かんぴょうを家の軒先に干す光景が風物詩として親しまれてきました。一般的に「かんぴょう」は馴染みがありますが、原料となる「夕顔」はあまり知られていません。温泉旅館に滞在しながら栃木らしい夏を感じられるよう、「夕顔」や「かんぴょう」を身近なものとして体験し、栃木の夏の風物詩を存分に楽しんでほしい。そして、夏の思い出として、1泊2日でお祭りを満喫してほしい、との思いから「夕顔」や「かんぴょう」を使った催しを企画いたしました。

「かんぴょう夏祭り」の内容 1 かんぴょうを使った夏祭りメニューを提供する「かんぴょう屋台」【NEW】 かんぴょうにちなんだ料理を提供する「かんぴょう屋台」が登場します。ふわふわの氷とかんぴょうのシロップ煮を盛り付け、ミルクジャムをひとさじかけて仕上げた「かんぴょうとミルクジャムのかき氷」、具材にかんぴょうを入れた餃子とレモンを使った苦みの少ないまろやかなビールをともに楽しむ「湯上がりビールセット」など、かんぴょうを使った夏祭りメニューを提供します。

界 川治、栃木の特産品「かんぴょう」を存分に楽しむ「かんぴょう夏祭り」を7月22日より開催
(画像=かんぴょう屋台、『観光経済新聞』より引用)
界 川治、栃木の特産品「かんぴょう」を存分に楽しむ「かんぴょう夏祭り」を7月22日より開催
(画像=かんぴょうとミルクジャムのかき氷、『観光経済新聞』より引用)
界 川治、栃木の特産品「かんぴょう」を存分に楽しむ「かんぴょう夏祭り」を7月22日より開催
(画像=湯上がりビールセット、『観光経済新聞』より引用)

2 桶に浮かぶ木工の夕顔をすくって楽しむ「夕顔すくい」

界 川治、栃木の特産品「かんぴょう」を存分に楽しむ「かんぴょう夏祭り」を7月22日より開催
(画像=『観光経済新聞』より引用)

 金魚すくいをアレンジした「夕顔すくい」が登場します。栃木県鹿沼市の名産である「鹿沼木工」で作られた小さな木工の夕顔をポイですくう、子供から大人まで楽しめる遊びです。たくさんの小さな夕顔が水面に浮かぶ姿に、涼を感じることができます。

3 夕顔の的に輪を投げて入れて得点を競う「夕顔わなげ」

界 川治、栃木の特産品「かんぴょう」を存分に楽しむ「かんぴょう夏祭り」を7月22日より開催
(画像=『観光経済新聞』より引用)

 夕顔わなげでは、木で作られた大きな夕顔の的に輪を投げ入れて得点を競います。かんぴょう夏祭りのために制作された、子供の背丈ほどある大きな夕顔の形をした的が目をひくわなげです。

4 本物の夕顔の実を剥く「かんぴょう剥き」

界 川治、栃木の特産品「かんぴょう」を存分に楽しむ「かんぴょう夏祭り」を7月22日より開催
(画像=『観光経済新聞』より引用)

 手カンナを使って本物の夕顔の実を剥き、かんぴょう作りの一部を体験することができます。長くきれいなかんぴょうに仕上げるには、絶妙な力加減とコツが必要です。夕顔の農家から剥き方のレクチャーを受けたスタッフの手ほどきで夕顔の実を剥き、剥いたかんぴょうの長さを競って盛り上がります。

「かんぴょう夏祭り」概要

期間   :2023年7月22日~8月27日

時間   :18:30~20:00

料金   :無料 *湯上がりビールセットは有料(1セット1,200円)

対象者  :宿泊者

場所   :ロビー、里山工房

内容   :かんぴょう屋台(かき氷、湯上がりビールセット)、夕顔すくい、夕顔わなげ、かんぴょう剥き

*「かんぴょう剥き」は夕顔の入荷状況により、予告なく開催ができない場合があります。

「界」とは

界 川治、栃木の特産品「かんぴょう」を存分に楽しむ「かんぴょう夏祭り」を7月22日より開催
(画像=『観光経済新聞』より引用)

 「界」は星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランドです。「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、季節の移ろいや和の趣、伝統を生かしながら現代のニーズに合わせたおもてなしを追求しています。また、その地域の伝統文化や工芸を体験する「ご当地楽」や、地域の文化に触れる客室「ご当地部屋」が特徴です。2022年11月に、21施設目となる「界 出雲」が島根県・出雲ひのみさき温泉、22施設目となる「界 雲仙」が長崎県・雲仙温泉に新規開業しました。

界 川治(栃木県・川治温泉)

渓流のせせらぎと水車に出迎えられる温泉旅館。先人の知恵に触れるきな粉づくりや紙漉き体験、野趣あふれる露天風呂など里山情緒溢れる滞在ができます。

所在地   :〒321-2611 栃木県日光市川治温泉川治22番地

電話    :0570-073-011(界予約センター)

客室数   :54室

料金    :1泊25,000円~(2名1室利用時1名あたり、サービス料・税込、夕朝食付)

交通アクセス:【電車】野岩鉄道会津鬼怒川線 川治湯元駅より送迎で約5分

【車】日光宇都宮道路 今市インターから約40分

提供元・観光経済新聞

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