時計愛好家たちが待ち望んでいた業界最大の時計見本市WATCHES & WONDERS GENEVA（ウォッチズ＆ワンダーズ ジュネーブ）2023」がついに3月27日から開催されました。出展ブランドは、ロレックス、パテック・フィリップ、ショパール、ウブロ、ゼニスなど、人気ブランドが参加し、昨年の39ブランドからいっきに10ブランド増えて合計48ブランドに！
この見本市は、高級時計の普及を促進するために設立された、FHH（The Fondation de la Haute Horlogerie＝高級時計財団）が主催していたのですが、昨年の10月末に、ロレックス、リシュモン グループ、パテック フィリップが、新たな非営利財団であるウォッチズ アンド ワンダーズ ジュネーブ財団（WWGF）を設立し、運営体制をガラリと変更。この財団がスイスの時計業界で確実に重要な位置を占めることは疑う余地がありません。
J PRIMEでは昨年に続き、最新情報に加えて、今年も時計ジャーナリストからの現地とれたての最新情報をお届け！ まずはカルティエの新作時計からお届けしちゃいます。
2年をかけて開発された自動巻「Cal.9629MC」ムーブメントを搭載
アイコニックな「サントスデュモン」のシンプルで繊細なフォルムを昇華するという新たな挑戦に取り組んだカルティエのマニュファクチュールは、2023年、特別開発されたスケルトン仕様の自動巻きメ カニカルムー ブメント 「キャリバー 9629 MC」を発表します。アイコニックな「サントスデュモン」のシンプルで繊細なフォルムを昇華するという新たな挑戦に取り組んだカルティエのマニュファクチュールは、2023年、特別開発されたスケルトン仕様の自動巻きメ カニ カルムー ブメント「キャリバー 9629 MC」を発表します。ゴールドまたはスティール製のケース、際立つビス、パール状の飾り付きリューズ、ブルーのカボション。1904年のオリジナルモデルの遺産を継承しながらそのエレガンスを守り、2019年に再解釈された直近の「サントスデュモン」に、初めてスケルトンムーブメントが採用され、その建築的ディテールが飛行家へのオマージュとなっています。創意と物語が込められたこのムーブメントにはマイクロローターが搭載されており、そのフォルムはアルベルト・サントス＝デュモンが1907年に考案した初期の航空機「ラドゥモワゼル」を象ったもの。地球の上を飛行するように見えることからも、いっそう強力なシンボルとなっています。デザインと技術の両面からアルベルト・サントス＝デュモンに捧げられたこのオマージュは、彼の偉業に肩を並べる快挙と言えましょう。常に高みを目指した彼は、22機以上の航空機を考案し、特許を次々に取得して、飛行実験の度に自身の命を危険に晒しました。新キャリバーのマイクロローターは、ラショードフォンのカルティエマニュファクチュールが約2年に及ぶ開発を費やしており、212個の部品から構成されています。「サントスデュモン」スケルトンウォッチはピンクゴールドとスティールのモデルを展開しますが、洗練をさらに追求したイエローゴールドとネイビーラッカーの限定モデルも用意し、ベゼル、ケースにラッカーを施しました。スケルトン仕様のブリッジもその例に漏れず、手作業で丁寧にラッカーが塗布されています。
カルティエ「サントス デュモン スケルトンウォッチ」
￥6,058,800（税込）
世界限定150本
ケースサイズ：43.5×31.4mm
ケース素材：18KYG
ムーブメント：自動巻き（Cal.9629MC）
パワーリザーブ：約44時間
防水性：日常生活防水
カルティエ「サントス デュモン スケルトンウォッチ」
￥5,874,000（税込）
ケースサイズ：43.5×31.4mm
ケース素材：18KPG
ムーブメント：自動巻き（Cal.9629MC）
パワーリザーブ：約44時間
防水性：日常生活防水
カルティエ「サントス デュモン スケルトンウォッチ」
￥4,514,400（税込）
ケースサイズ：43.5×31.4mm
ケース素材：SSケース
ムーブメント：自動巻き（Cal.9629MC）
パワーリザーブ：約44時間
防水性：日常生活防水
