喉元を、圧倒的な森林感と爽快感が駆け抜ける一本。
全国の里山の可食植物を食材として商品展開するブランド「日本草木研究所」から、ノンアルコールソーダ「高野六木炭酸」が数量限定で発売された。現在、同ブランドのオンラインショップにて販売中だ。
爽やかな木の香りを楽しめる「高野六木炭酸」
「高野六木炭酸」は、高野山の森深くを巡り、深呼吸したときのような圧倒的な「森林感」が味わえるノンアルコールソーダ。
同商品には、高野山で寺院を造るのに欠かせない、厳格に守られてきた6種の木を使用する。
突き抜けるように青いヒノキ。林檎を思わせるたおやかな芳香のスギ。柑橘のように鮮やかに香気を放つモミ。酸味ある余韻を残す高野山の霊木コウヤマキ。そしてアカマツやツガといった木々の魅力が口いっぱいに広がる。
高野山から採れる国産天然香木を100%使用した、これまでにない飲料だ。
木特有の効能も期待できる
木は、人間にさまざまな効果をもたらすことがある。
たとえば木に含まれる「フィトンチッド」は、シトラスやベリーのように華やかで爽快、そして甘い香りを放つ成分。この成分には、精神安定効果が期待できるという研究結果があるそうだ。
さらに、木の匂いはストレスによる精神的発汗を抑え、心拍数を安定させ快眠へ導くという研究結果もある。このほか、リラックス作用や抗がん機能の増強など、さまざまなメリットが謳われている。
高野山で大切に守られてきた高野六木
高野山では、寺院や伽藍(がらん)の建築・修繕のため大切に育てられてきた6種類の木「スギ、ヒノキ、コウヤマキ、アカマツ、モミ、ツガ」のことを高野六木と呼ぶ。これらは現地では古くから重宝されており、昔は伐採が厳しく制限されていた。
そんな高野六木も現在では供給が安定し、寺院以外でも自由に使用することが可能に。これら6種の木は、高野山の宗教と自然の密接な繋がりを語る上で欠かせない象徴として、令和3年に日本農業遺産にも認定されている。
一方、高野山周辺地域にとっては、これら木々と寺院のかかわりの歴史を伝え続けていくことが一つの課題に。そんな状況を受けて、今回のドリンク開発のプロジェクトが始動した。
ストレス緩和だけでなく、さまざまな意義を持つ「高野六木炭酸」。気になる人は一度試してみてほしい。
高野六木炭酸
価格:2,400円(税込)
(IKKI)