札幌グランドホテル内の「グランビスタギャラリー サッポロ」にて、札幌を拠点に活動する画家・高橋弘子氏の作品展 「景勝幻視(けいしょうげんし)」が、5月17日(水)までの期間限定で開催中だ。
独自の目線から描かれる美しいタッチの作品の数々を、自身の目で確かめてみてほしい。
「祝福」がテーマの展示 「景勝幻視」
今回、同展示に作品を出展する高橋弘子氏は、2013年より札幌を拠点にアクリル画やペン画などの制作を続ける平面作家だ。
作品を作るうえで自身や周りを観察するうちに世の中の様々なことについて「根本はなにか」「生きるとはどういう事か」と考えるようになり、その疑問から生まれるテーマで制作を続けている。
同展示では、美しい白が印象的な鳳凰がモチーフとして描かれた同展示のタイトルにもなっている「景勝幻視」を中心に、数点の作品が展示される。
「天から届けられる祝福」の意味を込め、同氏が自分の幸せのために自らが行動していく事やその「予祝」としての作品をテーマに描いた作品は圧巻だ。
札幌を中心に制作活動を行う高橋氏
1977年生まれの高橋弘子氏は、1999年に札幌市立高等専門学校のインダストリアルデザイン学科を卒業したのち、2013年より札幌を拠点として作品を発表し続けている。
同氏はこれまでに札幌市内や銀座、京都などさまざまな場所で個展やグループ展を開催している。繊細でありながらどこか大胆なタッチの作品の数々は、一度見ると忘れられないだろう。
会場は札幌グランドホテルの「グランビスタギャラリー サッポロ」
今回、同展示が開催されるのは、北海道・札幌の中心地に位置する札幌グランドホテル内にある「グランビスタギャラリー サッポロ」だ。同ホテルは同ギャラリーの展覧会を通じて、札幌市民はもちろんホテルを訪れる多くの人々に北海道のアートや芸術文化を伝えてきた。
同ホテルはギャラリーを介して地域と市民、文化の新たなつながりを創造することで、よりよい市民生活への貢献を図る。
動物を中心に独特の画風で描かれる高橋氏の展示会に足を運び、全身でアートを感じよう。
高橋弘子 作品展 「景勝幻視」
会場:グランビスタギャラリー サッポロ
所在地:北海道札幌市中央区北1条西4丁目本館1F
期間:開催中~5月17日(水)
時間:11:00~19:00
入場料:無料
(kyoko.)
※土曜日・日曜日・祝日は休館、最終日のみ17:00まで