奈良観光の中心地からほど近い場所にある「奈良ホテル」は、「奈良ホテルプラス」のプログラムとして「奈良の漆器を学ぶ!工房見学付きプラン【朝食付】」を販売中だ。同プランは4月17日(月)~19日(水)の3日間限定で提供される。
SDGsの取り組みの一つでもある同プランに参加し、新しい奈良を再発見してみてはいかがだろうか。
「地域観光」をコンセプトに掲げる「奈良ホテルプラス」
「奈良ホテルプラス」は、観光客に奈良観光の知られざる魅力を知ってもらうためにスタートした企画だ。コンセプトは「地域観光」で、奈良でしか味わえない文化や歴史を学ぶことができるプログラムを展開する。
奈良ホテル社は、同プログラムをSDGsのターゲットの一つである「住み続けられるまちづくりを」の取り組みの一環としても考えているという。
奈良の伝統的な漆工芸を学ぶプラン
今回の「奈良ホテルプラス」は、奈良の伝統工芸である「漆工芸」について学べるプランだ。日本の漆工芸発祥の地である奈良では、多種多様な技法を用いてさまざまな美しい漆器が作られている。
同プランでは奈良の神社仏閣の漆塗に従事しながら再建や修復に貢献してきた塗師(ぬし)の樽井宏幸氏のもとを訪れ、奈良漆器の歴史や製法などについて学んでいく。
まずは工房を見学し、同氏の貴重な話を聞く。その後は手向山八幡宮御鳳輦(ごほうれん)に移動し、漆工芸を見学する。「漆工芸発祥の地」である奈良県でしか体験することのできない“特別な奈良”体験を、この機会に味わってみてほしい。
歴史ある関西随一のクラシックホテル「奈良ホテル」
奈良公園に隣接する小高い丘に建つ「奈良ホテル」は、創業から100年以上もの間、さまざまな賓客を迎えてきた。
重厚感のあるクラシカルな桃山御殿風檜造りの本館は、赤レンガが印象的な東京駅舎を設計したことでも有名な辰野金吾の設計。館内随所にある歴史を感じさせる調度品が明治の時を思い起こさせ、まるで美術館に泊まっているかのような気持ちにさせてくれるだろう。
長い歴史を持つ関西が誇るクラシックホテルで、奈良の伝統工芸について学びながら特別なひとときを過ごしてほしい。
奈良の漆器を学ぶ!工房見学付きプラン【朝食付】
宿泊日:4月17日(月)、18日(火)、19日(水)
料金:2名1室利用時、1人あたり21,000 円~(税・サ込)
施設:奈良ホテル
所在地:奈良県奈良市高畑町1096
(kyoko.)
※工房見学は宿泊日の翌朝9:30~