子どもがスマホを持つことに抵抗がある親御さんも多いかもしれません。そこで、今回は子どもにぴったりの「キッズスマホ」をご紹介します。

キッズスマホとは、GPS機能や防犯ブザー機能など、子どもの安全を守る機能を備えたスマートフォン。キッズスマホなら、LINEやYouTubeなどの人気アプリも安心して使えます。この記事では、キッズスマホの特徴や利点のほか、選び方とおすすめ機種6選をご紹介します。

キッズスマホとは?

キッズスマホとは、子どもたちがスマートフォンを利用する際の安全性と保護性能を考慮した、特別なスマートフォンです。

【2023年版】キッズスマホの選び方とおすすめ機種6選!LINEやYouTubeも安心して使うには?
キッズスマホは一般的なスマホと比較し、保護者が子どもたちのスマートフォン利用を監視できるペアレンタルコントロール機能や緊急通知機能、検索エンジンで不適切なコンテンツをブロックできるフィルタリング機能などがあります(画像=『オトナライフ』より 引用)

なお、“キッズ向けの携帯電話”には「キッズスマホ」と「キッズ携帯」があります。両者の違いは以下の通りです。

キッズスマホ キッズ携帯
通話 自由(※) 限定的
メール 自由(※) 限定的
インターネット 自由(※) 不可
カメラ 写真・動画の撮影可 不可
LINE 使用可 不可
防犯 ブザー・GPS機能 ブザー・GPS機能
※フィルタリング機能で制限は可能 最近ではキッズ向けの携帯電話は「キッズスマホ」が主流の傾向にあります。 キッズスマホのメリットとデメリット
キッズスマホは防犯ブザーやGPSなどで安全対策が可能。もしものときに安心な上、フィルタリング機能で有害な情報をシャットアウトできます。 一方、過度なスクリーンタイムや依存性、サイバーブリング(ネット上のいじめ)、費用面の高さはデメリット。キッズスマホの代わりに、保護者が機種変更などで使わなくなり、家の引き出しに眠っているAndroidスマホを子どもに持たせるのも選択肢の1つです。 キッズスマホの種類と特徴
先述した通り、キッズ向け携帯電話には「キッズスマホ」と「キッズ携帯」があります。大人向けのスマホと比べ、「フィルタリング機能が分かりやすく設定できる」「連絡を取れる相手を制限できる」「GPS機能がある」といった特徴があります。
【2023年版】キッズスマホの選び方とおすすめ機種6選!LINEやYouTubeも安心して使うには?
キッズスマホの特徴は、やはり防犯ブザー機能があること。また、多少乱暴に扱われることを想定し、壊れないように耐久性も高くなっているものが多いです(画像=『オトナライフ』より 引用)

キッズスマホの選び方

キッズスマホを選ぶ際の重要なポイントは以下の通りです。

  • 防犯・見守り機能が付いているか
  • ガラケーかスマホか | インターネットが快適に使えるか?
  • 耐久性の高さ
  • 子どもが持ちたがるデザインやサイズ感か否か
  • コストパフォーマンス

防犯・見守り機能が付いているか
位置情報の監視機能に加えて、防犯ブザーとしての機能が付いているかどうかは重要なポイント。安心感が高まる上、使い方を勉強しておけば子どもの防犯意識を高められます。

ガラケーかスマホか | インターネットが快適に使えるか?
近年の子ども向け携帯のほとんどが「キッズスマホ」。しかし、中にはタッチパネル操作に対応するなどスマホを意識したデザインながらも、実際にはガラケータイプで、データ通信ができないものも。

子どもの年齢に合わせて使い方を決め、機種を選ぶのがいいでしょう。

耐久性の高さ
子どもの年齢によっては気を付けていても端末を乱暴に扱いがち。少し乱暴に扱ってもすぐに壊れないくらい耐久性のあるものを選びましょう。

子どもが持ちたがるデザインやサイズ感か否か
キッズスマホ選びでは、子どもが持ちたがるデザインやサイズ感も重要なポイント。カラフルなデザインや、子どもの手にフィットするサイズ、子どもが持ちやすい軽さなどを意識して選びましょう。

コストパフォーマンス
いくら耐久性があったとしても、スマホは不意に壊れてしまうもの。壊れても親側のストレスにならない程度の価格帯の端末を購入しましょう。