エポスカードは、マルイグループが発行する年会費永年無料のクレジットカードです。

【2023】エポスカードは安全?危険性と申し込むべき人・避けるべき人
エポスカードは年会費が永年無料のVISAカードで、海外旅行保険やカラオケや居酒屋などの優待サービスがあります。VISAマークがあるお店ならどこでも利用が可能。エポスNetを利用し、インターネットから利用明細やポイントの確認ができます。エポスプラチナカード、エポスゴールドカードという高級版もあります。(画像引用元:エポスカード公式サイトより)(画像=『オトナライフ』より 引用)
【2023】エポスカードは安全?危険性と申し込むべき人・避けるべき人
2021年にはイラストレーター・ナガノによる人気漫画『ちいかわ』とのコラボカードも話題に。コラボデザインが豊富な点もエポスカードの人気の理由のひとつです。(画像引用元:ちいかわエポスカード公式サイトより)(画像=『オトナライフ』より 引用)

一方で、エポスカードにはフィッシングサイトの存在が確認されているほか、オペレーターの対応品質を不安視する声があります。また、勧誘の電話が比較的多い傾向も。今回は、エポスカードは本当に安心して使えるカードなのかを検証します。

エポスカードは安心して使えるカード?「危ない」と言われる理由

エポスカードは「安心して使えるクレジットカード」なのでしょうか。良くない評判の背景には「フィッシングサイト」と「勧誘電話」の2つの要因が存在しています。

フィッシングサイトの存在が確認されている | 不正利用防止策は?
フィッシングサイトの中には、エポスカードを騙る詐欺サイトの存在が確認されています。

【2023】エポスカードは安全?危険性と申し込むべき人・避けるべき人
フィッシングサイトは、カード会社や金融機関などを装った偽のホームページ。個人情報やカード情報を不正に聞き出す詐欺サイトのことです。エポスカードを名乗る不審なメールからユーザーを誘導します。エポスカードから送られるメールには必ず「お客さまのお名前」が記載されているので確認するようにしましょう(画像引用元:エポスカード公式サイトより)(画像=『オトナライフ』より 引用)

オペレーターの対応が悪いことがある | 勧誘の電話もやや多め
エポスカードのオペレーター対応は、口コミによって賛否両論。悪い口コミでは、オペレーターの対応が悪かったり、電話がつながりにくかったりしたという声があります。

また、エポスカードに加入すると「0120-999-443」から電話がかかってくることがあります。この番号からの電話は、エポスによる保険の勧誘です。実際に筆者の元には数カ月に1度ほど、定期的に勧誘電話が掛かってきます。「電話しないでください」と伝えても電話は止まないので、勧誘電話が苦手な方はこの営業電話番号を拒否するのもひとつの手。

リニューアルしたエポスカードのメリット・デメリット

前述の通り、フィッシングサイトの存在が確認されているなど、エポスカードには利用にあたっての不安点があります。一方で『ちいかわ』や『ワンピース』、『すみっコぐらし』など多数のコラボによる豊富なデザインからカードを選べるなど、エポスカードには「エポスカードならではの良さ」が多くあるのも事実。

その他の主なメリット・デメリットは以下の通りです。

【メリット】マルイのセールで10%オフなど豊富な特典!
エポスカードのメリットとして、「マルコとマルオの7日間」と呼ばれる年4回の優待期間にエポスカードを使ってマルイやモディで買い物をすると、10%オフになるというものがあります。 また、全国10,000店舗以上のお店で優待を受けられます。

【2023】エポスカードは安全?危険性と申し込むべき人・避けるべき人
エポスカードの優待店舗は全国に約10,000店舗以上あります。飲食店、遊園地、旅行、美容院などさまざまなジャンルのお店で割引や特典を受けることができます。たとえば、サイゼリヤやすき家で5%オフになったり、東京ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ジャパンでチケットが安く買えたりします。(画像引用元:エポスカード公式サイトより)(画像=『オトナライフ』より 引用)

【メリット】家賃支払いにも利用可能
エポスカードが提供する「ROOMiD」という家賃保証サービスを利用し、エポスカードと提携している不動産会社や管理会社の物件を借りると、家賃をエポスカードで支払うことが可能です。

【2023】エポスカードは安全?危険性と申し込むべき人・避けるべき人
エポスカード家賃保証サービス「ROOM iD」とは、エポスカードが連帯保証人に代わって家賃等の保証をするサービス。エポスカードを利用して家賃や保証料を支払うと、200円ごとに1ポイント貯まります。毎月必ずまとまった額を支払わなければならないので、家賃にポイントが付くのはお得です。(画像引用元:エポスカード公式サイトより)(画像=『オトナライフ』より 引用)

【メリット】年会費無料ながら海外旅行傷害保険の補償が手厚い
エポスカードの海外旅行保険は自動付帯で、エポスカードを持っているだけで補償が適応されます。

補償内容は、死亡や後遺障害に対する基本保険金や、緊急医療費用などが含まれます。海外旅行中にケガや病気になった場合は、エポスカード海外旅行保険事故受付センターに連絡すれば、日本語でサポートを受けることもできます。

エポスカードの海外旅行保険の補償内容は以下の通りです。

補償内容 補償金額
傷害死亡・後遺傷害 最高500万円
傷害治療費用 200万円(1事故の限度額)
疾病治療費用 270万円(1疾病の限度額)
賠償責任 2,000万円(1事故の限度額)
救援者費用等 100万円(1旅行中の・保険期間中の限度額)
携行品損害 最大20万円(免責3,000円)(1旅行中・保険期間の限度額)

【デメリット】家族カードがなく還元率も低め
エポスカードのポイント還元率は0.5%(200円につき1ポイント)。他のクレジットカードでは1%以上の還元率が多いので、エポスカードの還元率は比較的低いと言えます。

また、エポスカードは通常のカードでは家族カードに対応していません。ただし、エポスプラチナ・ゴールド会員の紹介で家族がエポスゴールドを年会費永年無料で申し込めるエポスファミリーゴールドというサービスがあります。エポスカードは、基本の還元率が低く家族カードもないので、「お得」かどうかは海外旅行によく行くとか、マイルの利用頻度などご自身の使い方によるでしょう。