世の中、専門店は多々あれど
メロンパンの専門店となると少なくとも熊本では聞いた覚えがありません。
もうネーミングからして最高じゃないですか。メロンパンの専門店ですよ。期待しかありません。
しかもそのメロンパン、なんと羽根付き。
餃子以来ですよね。「羽根付きです」なんてワード。
これは楽しみだ!と、ウキウキしながら菊陽町にある「ゆあもカフェ」へ行ってまいりました!
メロンパンは選べる5種類

春の陽気に誘われてウッキウキでやってきた、ゆあもカフェ。
場所は菊陽町にあるサンリ―カリーノ菊陽のそば。
踏切越えて、富士フィルム九州があるその向かいです。今の時期は桜がめちゃくちゃキレイでした。

駐車場は3台。もし満車であれば三里木駅構内にある「活魚料理 せんだい」の駐車場を使用されてください。

メロンパンのテイクアウトはこの小窓から声をかけるとOKです。

「どうして商品がむき出しなの」と驚きましたが、これはサンプル。
味はプレーン(216円)、塩(216円)、抹茶(270円)、キャラメル(270円)、チョコチップ(270円)の5種類を展開しています。


その他、ドリンク類も揃っているので心が揺らぎますが今日の私はメロンパンを目的としてここまで来たのです。他の商品で腹を膨らませるわけにはいきません。
後ろ髪ひかれる思いを断ち切るかのようにメロンパン全種類オーダーです。

うっひょーー!!!
ご覧ください、この圧巻のメロンパンたち。
画面越しだとこのいい香りが伝わらないのかもどかしいの極み。
そして…

本当に羽根つき。
ピーナッツのザクザク感もさることながら、羽根部分は飴状になっているのでまた違った食感を楽しめます。

その他のメロンパンだって言わずもがなザクフワ。
フワフワの中にもしっかりと弾力があり、食べ応えがあるメロンパンたちです。
一口食べると、なぜだかめちゃくちゃ懐かしい味。確実に初めて食べたのになんだか昔を思い出すようなそんな優しいお味です。

そして人気裏メニューがこのメロンパンラスク。

常に販売されている商品ではないので、出会ったら即買いをおすすめします。
美味しすぎてあっという間に1個ペロリといっちゃうので、かなり強めの自制心が必要です。
メロンパン=母の味
腹が満たされれば気になるのが「なぜメロンパン専門店を出そうと思ったのか」という点。
聞くと、「小さいころの思い出の味、お母さんのメロンパンで自分のお店を出したい」と思ったことがきっかけだったのだとか。
思い出の味がお母さんの手作りメロンパンとかすごいなあと思うのですが、想像すると確かに誰しも美味しい香りに包まれると幸せな気分になりますよね。
そういう安心感を皆にも届けたい、という思いを込めて2022年にオープンしました。

店名である「ゆあも」は3姉妹それぞれの名前の頭文字をとったものなんですって。
メロンパン専門店を作るきっかけとなったお母様は、ゆあもカフェで一緒にお店を切り盛りされています。