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鉱山跡地の青い沼 Silverringen(シルバーリンゲン)
人口約2,000人?!小さな町、Gagnef(ガグネフ)
鉱山跡地の青い沼 Silverringen(シルバーリンゲン)

ストックホルムから電車で約2時間のSäter(セーテル)中心部から車で20分ほどの場所にあるSilverringen(シルバーリンゲン)。遥か昔、銀鉱山としてダーラナ地方はもとより、スウェーデンの発展に影響した場所。
深さ100mあることから、ダイバーたちに人気の穴場ダイビングスポットでもあります。この日は生憎の天候で、沼が濁って見えるのが残念!晴れた日だと、沼がエメラルド色に見え 妖精が出てきそうな神秘的な沼なのです!

沼から少し歩くと、森の中に迷い込んでしまいましたー。あと数か月でブルーベリーが大量に採れそう!

後になって気づいたのですが、ここは大昔に小さな教会があった場所のようで、よくよく見ると墓石がありました...。ブルーベリーが生る森の中で、鳥たちの鳴き声が響き渡るとても静かな墓地。このような平和な場所に葬られるのは幸せですねー。
人口約2,000人?!小さな町、Gagnef(ガグネフ)

Säterから高速道路E70をMora(ムーラ)方向へ走りBorlänge(ボーレンゲ)という街へ。Borlängeから高速道路E16を走り約30分。辿り着いたのは、Gagnef(ガグネフ)という人口わずか2,000人弱の小さなコミューン。ガイドブックにも載っていない、とっ~ても小さな町です。
上の写真は青空に映える白色が可愛らしいガグネフの教会。

太陽の下、優しく流れる東ダーラナ川(Österdalälven)。地元の人は、この川で泳いだり、ボートに乗ったり魚釣りをしたりと、思い思いに短い夏を楽しんでいる様子でした。

少し遠くに見える木造の橋は、Gagnef Flottbronという長い歴史を持つ橋。この町が誇るダーラナ地方で最も古い橋の一つだそう。昔も今も変わらず地元の人から親しまれているようです。川のほとりには、川を眺めながらコーヒータイムが愉しめる小さな屋外カフェがあり(夏限定)、休憩場所としても立ち寄れます。

近代的な建物が一つもなく、昔ながらの褐色色の家々、どこまでも広がるスウェーデン、ダーラナ地方の原風景。


晴れた日に、時間がゆったりと流れる景色を見ながらのドライブはとても気持ち良く、短時間でも充分リフレッシュに。
休日にたくさんお金をかけて人気観光スポットに行かなくても、あくせく予定を詰め込んだり、休みだからと特別なことをしなくてもいい。スウェーデンの田舎に住むようになってから、"ただ太陽の光を浴びてコーヒーが飲めれば幸せ"と思うようになりました。