鹿島沖まで大移動

陸に大洗マリンタワーが見えるエリアにて散り散りになっていた釣り船は、9時過ぎ一斉に南下。つれたか丸も、今までにない位大量の黒煙を煙突から吐き、これに続きます。

途中、「あれ、壊れちゃったのかな?」なんて思っていたら、足元にあるポンプのホースから海水が流れてきたことから、「これは大きな群れを見つけたかな」と、期待は膨らむばかり。船は一路、遠くに見える船団を目指します。

船中連発も

船は1時間程走って、右前方に鹿島工業地帯の赤白の煙突や風車が見える所までやってきました。そしてその沖に形成されていた船団に混じります。船はスローダウンし投入の合図。入れ乗り、とはいかないまでも、ようやく船中の釣り客に笑顔がちらほら見られるようになりました。浮きスッテ使用の筆者もポツポツ。

常磐沖の浅場ヤリイカ釣りで良型中心トップ17尾【那珂湊・つれたか丸】シーズン到来何とかお土産になりました(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

この日は12トンの船に片舷7名、計14名ということで、お祭りも少々交えつつ、遠いポイントまできてしまったということで、11時40分、とちょっと早めに納竿のアナウンス。もうちょっと早くこの群れを見つけられれば、と思いつつも、逆に最後の最後でしっかり今晩のおかず確保が叶ったことに感謝。浅場のヤリイカ釣り、まずまず楽しめました。

常磐沖の浅場ヤリイカ釣りで良型中心トップ17尾【那珂湊・つれたか丸】シーズン到来ジップロックに入れて持ち帰ります(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

最終結果

20センチちょいのメスも1匹混じりましたが、それ以外は30センチクラス計7匹。パラソル級こそ混じりませんでしたが、渋い状況の中、何とかお土産確保することができました。船宿によると、この日のトップは17匹。

ゲストには大サバ、ホウボウ、メバルと、この海域ならではの魚達が混じったようでした。因みに1週間前はトップ40~50匹とのことで、この日は正に谷間でしたね(汗)。状況を見つつ、再挑戦を検討しようと思います。

那珂湊おさかな市場

那珂湊と言えば、「那珂湊おさかな市場」があまりにも有名。休日には駐車場渋滞ができ、1時間以上待つこともざら。そんなおさかな市場まで、徒歩3分程度の駐車スペースに車をとめているとあっては行かない手はありません。しかも、持参したクーラーボックスの空き容量は十二分。

常磐沖の浅場ヤリイカ釣りで良型中心トップ17尾【那珂湊・つれたか丸】シーズン到来那珂湊での釣りはお土産に困りません(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

帰港直前、船長に「市場寄っていきたいので車をしばらく泊めておきます」と一言。第一希望のアンコウは既になくなっていたものの、第二希望(家族希望)のタチウオを購入。「皮に傷あり」ということで、2匹1000円。しかも脂ノリノリのドラゴン級。釣ったヤリイカとあわせて良いお土産になりました

常磐沖の浅場ヤリイカ釣りで良型中心トップ17尾【那珂湊・つれたか丸】シーズン到来お決まりのイカソーメン(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

船ヤリイカ釣り徹底解説 竿頭を狙うための釣り方のコツ6選

「船釣り」超入門 基本でもありマナーでもある【サミングを徹底解説】

船釣り愛好家が伝えたい3つの「いつもありがとう」 釣った魚のお裾分け先に感謝?

<尾崎大祐/TSURINEWSライター>

▼この釣り船について
つれたか丸
The post 常磐沖の浅場ヤリイカ釣りで良型中心トップ17尾【那珂湊・つれたか丸】シーズン到来 first appeared on TSURINEWS.