医療にかかわる全ての人に安心を

実証実験にあたり、亀田総合病院の亀田俊明病院長は以下のようにコメントしています。

「同意書の電子化が進めば、発行や管理にかかっていた医療現場の業務負担を軽減でき、その分の時間やコストを医療の質向上に振り分けられると期待しています。また、患者さまにとっても、ご自宅からスマートフォンなどで署名することができればサインをするために来院いただくなどの負担がなくなり、同意内容をいつでも気軽に確認できるなど、利便性の向上に貢献できると考えています」

また、Contrea代表取締役CEOの川端一広氏は、以下のようにコメントしています。

「私も病院で働いていた際に、大量の紙の同意書を目の当たりにし「もっと効率化できるのに…」と日々感じていました。2024年に施行される「医師の働き方改革」が目前に迫る中で、MediOS電子同意書が医療現場で利用されることを喜ばしく感じます。しかし、従来の「MediOS動画説明」と今回の「MediOS同意書」はまだ構想の一部にしか過ぎず、Missionである「医療にかかわる全ての人に安心を」を達成できるよう更なるUX改善とプロダクト開発を進めて参ります」

Contreaでは、「MediOS電子同意書」の一般公開に向けて、数医療機関限定で先行利用を募集します。

同意書は病院ごとにフォーマットやオペレーションが異なるため、病院ごとの違いを理解し、先行利用の病院様のオペレーションに根ざすようにサービスの磨きをかけることが目的とのことです。

(文・Motohashi K.)