配達員の努力と苦労を知ってもらいたい

 衛生面に気を付けている営業所や配達員が大半だというのを踏まえたうえで、配達員の苦労を慮ってほしいという。

「1人の配達員が1日で担当する荷物の量は、おおよそ160~200個ほどといわれています。仮に160個だったとしても、8時間勤務として考えると1時間に20個配達しなくてはいけないわけです。3分に1個ペースで届けるという過酷なタイムスケジュールで働いており、配達員はまさに体力と時間との勝負。そのうえで衛生面にも気を配っている配達員が多いということですから、一般の方々も彼らの努力を少しでも知ってもらえれば幸いですね」(同)

 最後に坂田氏はお得にヤマト運輸を利用する方法について教えてくれた。

「会員サービスである『クロネコメンバーズ』を使えば、年会費無料で荷物の受け取り情報がスマホに届いたり、送り状もデータ上に保存できたりするなど、さまざまなサービスを利用できるのでお得です。あとは自宅ポストに直接投函してくれる『ネコポス』も対面接触の必要がなくなるのでジワジワと人気が出てきていますね。頻繁に利用する方は、ぜひ検討してみてください」(同)

(取材・文=A4studio、坂田良平/物流ジャーナリスト)

提供元・Business Journal

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