イギリスの旬な演劇を日本の映画館で楽しめる上映イベント「ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)」が3月25日(土)より、東京・吉祥寺と池袋、高知にて開催される。
同イベントでは、すでに名優レイフ・ファインズさんが主演する『ストレイト・ライン・クレイジー』をはじめとする話題作の上映が決定。劇場ならではの迫力溢れる画面で堪能してみては。
臨場感あふれる映像を楽しめる「ナショナル・シアター・ライブ」
「ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)」は、英国で上演された話題の舞台を世界の映画館で気軽に楽しめる上映イベント。
前述の『ストレイト・ライン・クレイジー』のほか、昨年、新国立劇場で日本版が上演され話題になった『レオポルトシュタット』の英国オリジナル版、そして、大ヒット作『ゲーム・オブ・スローンズ』で世界的人気女優となったエミリア・クラークさん主演の『かもめ』が劇場に戻ってくる。
レイフ・ファインズさん主演の『ストレイト・ライン・クレイジー』
最初の画像で紹介しているのは、高知県民文化ホールで上映される『ストレイト・ライン・クレイジー』の1シーン。『スカイライト』の劇作家、デヴィッド・ヘアさんの最新作をニコラス・ハイトナーさんが演出する話題作だ。
映画『シンドラーのリスト』の名優レイフ・ファインズさんが、世界都市ニューヨークのマスタービルダー(創造主)と呼ばれた男、ロバート・モーゼスに扮する。
壮大な家族ドラマ『レオポルトシュタット』
映画『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞脚本賞を受賞した劇作家トム・ストッパードさんが、自身の家族の歴史から着想を得た脚本が待望の舞台に。
『レオポルトシュタット』は、あるオーストリア系ユダヤ人家族を、第二次世界大戦までの50年間に渡り描いた壮大な家族ドラマだ。
エミリア・クラークさんが初主演を果たした『かもめ』
『かもめ』は、アントン・チェーホフの愛と孤独の物語を21世紀にアレンジした作品。『ゲーム・オブ・スローンズ』のエミリア・クラークさんがウエストエンドに初登場・初主演を果たしたことでも話題になった。
鑑賞料は一般3,000円。最先端技術が再現する舞台の空気感と迫力を、映画館で存分に味わいたい。
(IKKI)