日本の試合スケジュール

2023女子W杯、グループステージ

7月22日
対戦相手:ザンビア
試合開始:日本時間16:00(現地時間19:00)
場所:ワイカト・スタジアム(ニュージーランド、ハミルトン)

7月26日
対戦相手:コスタリカ
試合開始:日本時間14:00(現地時間17:00)
場所:フォーサイス・バー・スタジアム(ニュージーランド、ダニーデン)

7月31日
対戦相手:スペイン
試合開始:日本時間16:00(現地時間19:00) 
場所:ウェリントン・リージョナル・スタジアム(ニュージーランド、ウェリントン)

2019 FIFA女子ワールドカップ イングランド代表サポーター 写真:Getty Images

W杯の新しい楽しみ方「FIFAファン・フェスティバル」

そしてこのオーストラリア&ニュージーランド大会から、女子W杯で初めての開催となるのが「FIFAファン・フェスティバル」だ。現地を訪れたサッカーファンに最高の体験をしてもらおうと、2006年の男子W杯ドイツ大会から正式にスタートし(2021年までは「ファン・フェスト」)、2022年男子W杯カタール大会でもコロナ禍の様々な制限がある中で無事開催されたイベントである。

FIFAの事務総長ファトマ・サモウラ氏の「サッカーをグローバルで包括的なものにしなければならない」という想いと、「フェスティバルという新たな切り口で、多くの人々にサッカーを体験するきっかけを提供したい」という願いが込められた試みとして始まった。

フェスティバル会場では、巨大スクリーンで試合を観戦しながら、様々な国の人と共に開催国の食べ物を味わったり、音楽ライブを楽しんだり、スポーツアクティビティに参加することができる。予約不要で無料なところも魅力だ。

これにより「W杯」がより身近なものへ近づくのは間違いない。スタジアム観戦、自宅観戦に加え、現地で出会った人々と各国の文化を体験・共有しながら、共にスクリーンでの観戦を楽しむのも選択肢のひとつになるだろう。今後、フェスティバルを目当てに参加する人が徐々に増え、近い将来チケット購入制に移行する展望も期待できるだろう。

いずれにせよ、この新たなW杯の楽しみ方によって、サッカーというスポーツが更に多くの人たちに広く知ってもらえることを期待する。


日本代表 岩渕真奈 写真:Getty Images