責任ある水産物の市場拡大へ
GSAとRFM認証プログラムの両者は、今回の合意にあたって、今がまさに「責任ある調達により提供される水産物」に対する需要を世界中のマーケットにおいて高めていくため、こうした協力の枠組みを通じて協働すべきときであるという点で考えが一致しています。
水産物は、天然、養殖を問わず、最も健康的で環境に優しい動物性タンパク源であり、漁業と養殖業は、同時並行的な努力によってその水産物を普及させる機会があるとのことです。
RFM 認証プログラムを所有するサーティファイド・シーフード・コラボレーティブの理事長であるマーク・フィーナ氏は、「GSAとのこの協働が、RFMの様々なマーケティングの機会を実現し、またRFM認証プログラムに認証を求める漁業と我々をつなぐ役割を果たしてくれるものと期待しています」と述べています。
また、GSAの代表、ブライアン・パーキンス氏は、「この協力体制は、責任ある水産物慣行を推進するという GSA の使命を強化すると同時に、生産者が追求する認証においてより多くの選択肢とコスト削減の機会を提供します」とコメントしています。
(文・Motohashi K.)