株式会社Gugenka(以下、Gugenka)は、代々木アニメーション学院のバーチャルキャンパスをメタバース空間上に制作し、2023年2月10日(金)から3月初旬に至る数日間で多くの学生のコミュニケーション課題を解決したことを発表しました。

コロナ危機がもたらしたコミュニケーション問題

代々木アニメーション学院では、ライフスタイルに合わせて自宅にいながら業界への転職などを目指すことができる、「フルリモート校」といった取り組みを行ってきました。しかし、「フルリモート校」では、学生同士におけるコミュニケーションの面で課題がありました。

こうしたことから、代々木アニメーション学院は、メタバース空間上にバーチャルキャンパスを制作(制作:Gugenka)することで、学生同士のコミュニケーションを促進しました。

Gugenkaはバーチャルキャンパス制作にあたって、プラットフォームは世界的に人気のメタバース「VRChat」を使用しています。

また、GugenkaはVRChat公式パートナーとしてVRChatとの公式契約、商業イベント開催、ワールド制作・演出、などのトータル制作サービスを提供中です。

バーチャルキャンパスとは

今回制作されたバーチャルキャンパスは、生徒同士でコミュニケーションを楽しめる場として、授業や講演会、作品展示などに活用することができるメタバース上のキャンパスです。

この取り組みは代々木アニメーション学院の全日制のオンラインスクール「フルリモート校」における放課後ライフをメタバースで行えるもので、学生は現実と同じようにコミュニケーションを楽しむことができます。

舞台は電車と駅で構成されており、電車が進むにつれて外の景色が移り変わる様子を楽しむことが可能。また、車内には授業や講演会で使用することができるスクリーンや、友達と一緒にイラストを描いて楽しめるパレットが用意されています。

SNSとは違った交流、電車はちょうどいい空間

実際にバーチャルキャンパスを活用した生徒の声を一部紹介します。

・「離れた地域のクラスメイトとVR空間上で繋がることで、毎週のリモート授業を受ける時よりも相手を身近に感じられました。チャットやSNSとは違った様々な交流ができるのでこれから活用していきたいです。」(HN:イチオ)

・「電車の窓から四季の風景が見られたり、電車の上に乗ることができるのが遊び心があり楽しいと思いました。電車という空間は会話などの交流を行うのに丁度よい広さだと思いました。」(HN:表裏ミユ)