メンズきものブランド「Y. & SONS(ワイ アンド サンズ)」が、2023年春夏コレクションを発表。Y. & SONS 神田と京都、およびオンラインストアにて3月25日(土)から販売をスタートする。

パートナーとのお祭りデートや、個性を発揮したいタイミングなどを選び、上品にゆかたやきものを纏ってみては。

「Y. & SONS」が新作ゆかたと夏きものの販売をスタート

同ブランドでは今シーズン、定番の伊藤若冲のゆかたや片貝木綿に加えて、ブランド初となる有松鳴海絞りのゆかたを展開。

有松鳴海絞りとは、愛知県名古屋市の有松で江戸時代から続いている伝統的な染色技法だ。絞り染めには「布をくくる・縫う・たたむ」と大きく分けて3つの工程があり、製作時の具合によって染料の染み込み方が異なるため、一つとして同じものがない。

今回、同ブランドは絞りのゆかたの中でも貴重な国産にこだわった品を、数量限定で販売する。

国産絞りゆかた 132,000円(仕立付き)※6月より展開予定

国産絞りゆかた 132,000円(仕立付き)※6月より展開予定

カジュアルに着れるセットアップアイテムも

また、生地開発からこだわって上質なものづくりを行う「AURALEE(オーラリー)」や「COMOLI(コモリ)」のパンツやスラックス生地を用いた羽織も製作。羽織はきものの上に羽織るだけでなく、洋服のジャケットとしてのスタイリングを提案しており、同じ生地でパンツも用意している。セットアップで楽しめるのが嬉しい。

AURALEE羽織とパンツのセットアップ/羽織 68,200円(仕立付き)、パンツ 41,800円

AURALEE羽織とパンツのセットアップ/羽織 68,200円(仕立付き)、パンツ 41,800円

あけび蔓細工の籠バッグのオーダー受注会も開催

その他、岐阜県羽島市にて織られたサマーウール生地や、歌川国芳の上下絵をモチーフにしたゆかた、福岡県の博多織や山形県の米沢織の角帯など、国内の各産地と共に製作したオリジナル商品も展開する。

また、定番となった「Aeta(アエタ)」のレザーバッグや、「Graphpaper(グラフペーパー)」と共に製作した和装インナーであるヘンリーネックTシャツなども取り扱う。

5月初旬には、店舗限定で宮城の山で採取されたあけび蔓細工の籠バッグのオーダー受注会も開催予定だ。

「Y. & SONS」の提案する夏の装いに期待したい。

(IKKI)

※価格は全て税込