目次
フェリー&バイクで楽しむアンダマン 訪れるべき3島をピックアップ
4.【コロナ禍の観光】旅行可能だが空港での検査必須
フェリー&バイクで楽しむアンダマン 訪れるべき3島をピックアップ

アンダマンではフェリーで島を行き来します。フェリーは政府のものと、時期によってはプライベートのものもあります。フェリーのキャプテンが親切で船頭に通してくれましたが、あまりの大波にすぐにずぶ濡れになりました...。
私が訪ねた時は各島に行く前にフェリー乗り場で入島登録をしなければなりませんでしたが、1週間後にはその決まりがなくなり、常に状況が変わっています。まず空港近くのホテルにステイし、行き先の入島方法についてホテルの人に教えてもらうのが確実です。
また、ぜひ国際免許証を持っていってください!国際免許証があれば1日500ルピーでスクーターを借りることができます。スクーターがあると旅の自由度が断然増します!
フェリーとバイクで楽しむ、アンダマン旅行に欠かせない3島を紹介します。
おすすめの島1:まずは空港近くのホテルのステイを「アンダマン本島 ポート・ブレア」
1日目は空港のある「ポート・ブレア」にステイしましょう。
私の泊まった「SeaScape」というホテルは空港への送迎はもちろん、フェリーの予約の書類などまで丁寧に作ってくれ、アンダマン初心者にとっても優しいオーナーでした。

▼SeaScapeの情報
- 住所:120, Nayagaon, Doodhline Port Blair, Andaman & Nicobar Islands, opposite Maruti Service Station, Port Blair, Andaman and Nicobar Islands 744106
- HP :https://www.seascapeportblair.com/
レセプションに頼むと、レンタルバイク業者を手配してくれます。バイクにのってさっそく島の名物「Celluler Jail」(植民地時代の刑務所)に行ってみました。

残念ながら入園は16時までで、30分遅れで入れず...。夜には光と音のショーも行われるそうです。植民地時代や日本軍統治の説明もあるとのことなので、歴史好きの方はぜひ訪れてみてください。
▼Celluler Jailの情報
- 営業時間:9:00〜12:30, 13:30〜17:00(光と音のショーは18:00〜複数回)
- 住所 :Prothrapur, Port Blair, Andaman and Nicobar Islands 744103
そして、とにかくおいしい海産物。観光ガイドにも乗らないような、街のレストランで頼んだカニカレー。(600ルピー・約850円)

今まで食べたどんなカレーよりもおいしかったです!小ぶりのカニが丸ごと入っていて、大満足でした。
お土産を買うならSagarika Emporium(サガリカエンポリウム)。Tシャツや貝殻のピアス、ココナッツオイルなどさまざまなアイテムが売られています。店員さんたちがいろいろ見せてくれるので、ショッピングを楽しむならぜひ訪れてみてください!
▼Sagarika Emporium(サガリカエンポリウム)の情報
- 営業時間:9:00〜19:00
- 住所 :DAG Colony, Port Blair, Andaman and Nicobar Islands 744101
おすすめの島2:アジア1の美しいビーチ!地球の成すわざにただただため息が出る「ハヴロック島」

地図上の名前は「Swaraj Dweep(スワラジ・ドウィープ)」のハヴロック島。数年前に名前が変更されたものの、現在も「ハヴロック島」の名称で親しまれています。
ハヴロック島にはアジア1のビーチに輝いた「ラダナガル」やジャングルの先にある「エレファンタビーチ」など冒険先がたくさんあり、シュノーケリングやスキューバダイビングではサンゴ礁に住む魚の群れと泳ぐことができます。
アンダマン諸島で1、2を争う自然の美しさを誇るハヴロック島は、ハネムーンに人気の行き先です。ロマンチックに過ごすのにぴったりで、カップルの姿が目立ちました。
- 行き方:ポートブレアからフェリーで約2時間
~アジア1のビーチに輝いた:Radha Nagar(ラダナガル)ビーチ~

日本語で「ラドハンガー」と書かれていることも多いのですが、正式名称は「ラダナガル」です。ラダナガルはトリップアドバイザーの「トラベラーズチョイスアワード」で2017年・2019年に「世界のベストビーチ」1位に輝いています。
白く柔らかい砂浜が弧を描くように広がり、その先はクリアブルーのグラデーションの海に包まれています。地球の美しさを感じざるをえない場所です。
Play Video そして人が少ないので、私たちが行った時はこの広いビーチが貸し切りでした!思いっきり泳ぐことができ、大満足です。
▼Radha Nagar(ラダナガル)の情報
- 行き方 :Jetty(船着場)からバイク・タクシー・オートリキシャーで約20分
~アンダマン1きれい!?2kmのトレッキングの先に待つ:エレファンタビーチ~

個人的にハヴロック島もっともおすすめの「エレファンタビーチ」。2kmのジャングルの中をトレッキングするか、プライベートボートに乗らなければ行けないため、人の手が入っていない自然のビーチを楽しむことができます。
まずは自力でトレッキングに挑戦しましたが、道に迷って結局ガイドを雇いました。(シュノーケリング込みで1,000ルピー・約1,400円)

2kmの山道は険しく、ビーチサンダルの紐が切れてしまい、決して楽ではありませんでした。ですが、ジャングルを抜けた先に広がる海はまさに絶景!疲れが吹き飛びました。ラダナガールよりもさらに透明な海に、大小たくさんの魚が泳いでいます。シュノーケリングでは魚が人馴れしているのか寄ってきてくれ、まるで自分が海の一部になったようでした。
このビーチではジェットスキーやバナナボートなどのマリンスポーツも楽しめます。かつてはゾウが泳ぎに来ていたらしいのですが、今はゾウの引退によってもう見られないそうです。

まさに秘境のエレファンタビーチ。透明度抜群で生命力の溢れる海を堪能することができます。
▼Elephanta Beach(エレファンタビーチ)の情報
行き方 :Jettyからバイク・タクシー・オートリキシャーで約20分のち2kmのトレッキング、もしくはJettyからプライベートフェリー
おすすめの島3:コンパクトなサイズ感で静かにゆったり自然を楽しめる「ニール島」

端から端まで7kmほどのSheaheed Dweep(シャヒード・ドウィープ)ことニール島。サイズ感がコンパクトなのでビーチを行き来しやすく、バイクのツーリングが気持ちいい島です。
- 行き方:ポートブレアからフェリーで約3時間、ハヴロック島からフェリーで約1時間
「日の出スポット」「夕陽スポット」が地図に示されており、美しい太陽を絶好のポイントで見ることができます。4時半に起きて日の出を見に行きましたが、少し曇っていました。

ニール島の人たちは特に優しかったのですが、「島唯一のATMが閉鎖する」事態で現金がおろせず、支払いの際にとても苦労しました。ニール島を訪れる際にはぜひ十分な現金を持っておいてくださいね!

それぞれ個性のあるビーチや、朝から賑わうフィッシュマーケット、豊かな自然に囲まれながら「何もしない」時間を楽しむのに最適です。日本人が発展と忙しさの中で忘れてしまったおだやかさを取り戻せるような、素朴なあたたかさに包まれることができます。
Play Video ニール島名物の「ナチュラル・ブリッジ」。
映画に出てきそうな陸上の大きな岩がナチュラル・ブリッジかと思いきや、実は干潮の際に現れ、海を渡ることができる足場のことを指すそうです。磯が広がり、とにかくたくさんの生き物に出会えるビーチで大満足でした。
▼Lakshmanpur Beach No.2(ラクシュマンプールビーチ・ナンバー2)の情報
- 行き方 :Jettyからバイク・オートリキシャー・タクシーで約15分
4.【コロナ禍の観光】旅行可能だが空港での検査必須
アンダマンは観光客の受け入れを再開しており、外国人でも入島可能です。(2020年12月現在)
新型コロナウイルスの感染拡大には厳戒に対応しており、PCRテストの陰性証明書がない場合には現地の空港で抗原検査が必要です。(500ルピー・約700円)
フェリーで離島に移動する際にも陰性証明書が求められ、ない場合や日にちが経っている場合にはその場で再検査となります。サニタイザーでのこまめの手の消毒はもちろんのこと、ホテルでもチェックインの際に荷物の消毒が義務づけられています。そして、島内でマスクなしでバイクや車を運転すると500ルピーの罰金が課せられます!
決まりに従い、旅行者としてのコロナ対策にしっかり協力することが大切だと感じました。