2020年代後半の開業を目指し、大阪府と長崎県が統合型リゾート(IR)の誘致を進めており、日本中でカジノに関する関心が高まっています。しかし最有力候補地の1つであった横浜は、治安悪化やギャンブル依存症の人が増加するという理由で、立候補を辞退するという結果になりました。

闇カジノの危険性と違法賭博で逮捕された有名人
(画像=『TOCANA』より 引用)

日本ではカジノに対する悪いイメージが根強く残っていますが、それは日本の闇カジノと反社会勢力が深く関わっているからです。

闇カジノとは

闇カジノ(裏カジノとも)は、違法である賭博行為をプレイできる場所のことです。特別に合法と認められている国営の競馬やボートレースなどと違い、闇カジノでは賭博した者と運営者はともに罰せられます。

あまり身近に感じられないかもしれませんが、池袋や新宿・歌舞伎町といった東京の中心部で営業されていることが多いです。

反社会勢力が運営

闇カジノは存在自体が違法になってしまうため、健全な会社が運営することはまずありえません。また、短時間で大金が動くこともあり、大体のケースではそれほどの大金を違法行為に遣うことができる反社会勢力が運営しています。 店に看板などは設置されていないため、キャッチでの勧誘や知り合いの紹介などの方法で集客をしているようです。

また、1カ月ほどで店舗を移動してしまうことがほとんどで、警察も摘発することが難しくなっています。

闇カジノに通うのはどんな人?

反社会勢力が運営していると聞くと、そこで賭博している人も暴力団関係者だと思うかもしれません。しかし、利用者は意外にも一般の人が多いようです。闇カジノとしても、賭博について詳しく知らない人や警察とまったく関わりのない一般人を狙ってキャッチすることが多いという噂もあります。 また、闇カジノで賭博したことで逮捕された有名人もいます。

バドミントン選手の桃田賢斗と田児賢一

2016年、当時バドミントン世界ランク1位だった桃田賢斗と世界ランク3位だった田児賢一が、闇カジノを利用していたことで逮捕されました。桃田の先輩であった田児がかなりのギャンブル依存症で、1日に何回も訪れたりするほどだったそうです。桃田は田児に闇カジノに誘われたことがきっかけで違法行為に手を染めてしまいました。

俳優の遠藤要と清水良太郎

2017年、『踊る大捜査線THEMOVIE3』や『クローズZERO』などの有名映画にも出演していた遠藤要と、ものまねタレント・清水アキラの息子でタレントの清水良太郎に闇カジノでの違法賭博疑惑が報道されました。本人たちはお金は賭けていなかったと説明していますが、実際に賭博が行われていた場所に立ち入ったことは事実だそうで、2人は嘘をついているのではないかとの噂も広まっています。

闇カジノの危険とリスク

闇カジノに出入りしただけでも、入店時に警察の摘発が入った場合、その場で逮捕される可能性があります。闇カジノ店には近づかない方が良いでしょう。
闇カジノで行われているゲームは、ディーラーが行っているゲームでもオンラインでも、どちらも違法です。オンラインカジノの場合は違法ではないという認識は誤っており、日本で運営されている場合は必ず違法になり逮捕の対象になります。
参考:オンラインカジノは違法なの?安全なの?

また、イカサマの被害に遭う可能性も十分にあります。闇カジノ自体が違法であるため、わざと負けさせられて大金を失う可能性もあります。
さらに店を運営しているのは反社会勢力がほとんどですので、賭博以外の犯罪に巻き込まれてしまう恐れもあります。基本的に闇カジノでは入店時に身分証を提出して警察などと関わっていないか徹底的に調べられます。そこで個人情報などを運営側に渡してしまうため、何かトラブルがあったときに、闇カジノ店に入店したということをネタに脅され、高額な支払いを要求される危険性も認識しておきましょう。

※=本稿はPR記事です。

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提供元・TOCANA

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