2世紀以上の伝統を誇るアメリカの名門ブランド「Brooks Brothers(ブルックス ブラザーズ)」から、第4のモデルとなる「TOKYO(TOKYO FIT)」が登場した。
トレンドを意識したモダンな着こなしとともに、ボーダレスな時代に相応しいスーツスタイルを提案している。
「Brooks Brothers」の既存モデル要素を含む新デザイン
アメリカンクラシックの伝統を守り続けている同ブランドは、これまで「MADISON(マディソン)」「REGENT(リージェント)」「MILANO(ミラノ)」という3型のスーツを展開。そして、新登場となる「TOKYO」は、既存モデルのさまざまなエッセンスを融合させた新機軸のデザインを特徴とする。
ポイントは4つ。まずは、3つボタン段返りにフロントダーツが入る、同ブランドではほとんど存在していなかった組み合わせを採用し、ウエストまわりをすっきりと見せる。
また、昨今のトレンドに則ってラペルはやや広めに設定する一方、ゴージラインを高めにして現代的な印象に。あわせて肩はノーパッド、身頃の芯地も薄めとし、軽やかな着心地に仕上げている。
背中側は、3つボタン段返りの伝統であったセンターベントではなく、2本のスリットが入るサイドベンツを採用したハイブリッド仕様としている。
そして、太すぎず細すぎないテーパードレッグのパンツは、新鮮なワンプリーツ仕様を採用。股上もやや深めに設定し、ポロシャツやニットと合わせてカジュアルに着てもサマになるスタイルとした。
爽やかで軽やかなビジネススタイル「COOL SUIT」
TOKYOモデルの「COOL SUIT」は、サラリとした肌触りと、ウール100%ながら伸縮性を備えた生地使いが特徴。防シワ性や撥水性も高いため、梅雨の時期でもパリッとした姿をキープできる。春先ならニットをレイヤードしたり、夏ならポロシャツを合わせたりするのもおすすめだ。
最高峰の品格を追求した「BASIC SUIT」
同じく「BASIC SUIT」は、日本屈指の名門ファブリックメーカー・御幸毛織と共同開発。立て映え抜群のハリコシ、程よいウェイト感、そしてラグジュアリーな光沢を兼備した生地は、最高峰の品格を漂わせる。
くつろぎの中に優雅が薫る「EASY SUIT」
リラックス仕様のトラウザーズを組み合わせた「EASY SUIT」は、リラックス感と優雅さのバランスが秀逸。ジャケットにはリネンやラミー混の清涼素材を、パンツにはウエストの背面が伸縮するハーフシャーリングにドローコードをプラスしている。
3つのラインナップから好みや着るシーンに合わせてスーツを選び、「TOKYO」のビジネスシーンで縦横無尽に活躍してみたい。
Brooks Brothers「TOKYO FIT」
(zlatan)
※価格はすべて税込