分類番号に使われるアルファベット(ローマ字)の種類

使われるアルファベットは、数字の「0=ゼロ」と間違いやすいアルファベットの「O=オー」などを除き、当面、A、C、F、H、K、L、M、P、X、Yの10文字程度で運用されます。
では、どのような組み合わせがあるのでしょうか。
普通車の場合は、分類番号の2桁目がアラビア数字で3桁目がローマ字(0A~9Y)、2桁目がローマ字で3桁目がアラビア数字(A0~Y9)、2桁目も3桁目もローマ字(AA~YY)の組み合わせとなる予定です。
軽自動車の場合にも分類番号にローマ字が使用される場合があります。軽自動車検査協会によると、分類番号は次のようになると公表されています。
【乗用自動車】
- 50から59まで
- 500から599まで
- 700から799まで・50Aから59Zまで
- 70Aから79Zまで
- 5A0から5Z9まで
- 7A0から7Z9まで
- 5AAから5ZZまでおよび7AAから7ZZまで
【貨物自動車】
- 40から49まで
- 400から499まで
- 600から699まで
- 40Aから49Zまで
- 60Aから69Zまで
- 4A0から4Z9まで
- 6A0から6Z9まで
- 4AAから4ZZまでおよび6AAから6ZZまで
【特種用途自動車】
- 80から89まで
- 800から899まで
- 80Aから89Zまで
- 8A0から8Z9までおよび8AAから8ZZまで
普通車、軽自動車ともに、1桁目はアラビア数字、2桁目以降にアルファベットが入るパターンで運用されていることがわかります。
希望ナンバーを選ぶと、分類番号にアルファベットが使われるかも……

車の分類番号にアルファベット(ローマ字)が使われているのは、車のナンバーを好みの番号にできる希望ナンバー制度が普及したため。
誰でも覚えやすい番号や、ゾロ目、縁起のよい数字など人気のナンバーは、分類番号が枯渇しつつあるため、「品川 30Y」などのようにアルファベットも使用されるようになったのです。
つまり、分類番号にアルファベットが使われているナンバープレートが手に入る可能性があるのは、希望ナンバーを選んだときのみ。もちろん、アルファベット入り/無しを選ぶことはできませんので悪しからず。
さらに今後も希望ナンバーが増え続ければ、2桁目がアルファベット、2桁目と3桁目がアルファベットという希望ナンバーを目にすることも増えるでしょう。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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