春に活性が高まるメバルは、釣り人の絶好のターゲットです。でも、メバルが低活性で渋いときもあります。そのようなときでも有効な、メバリングのダウンショットを解説しますので参考にしてください。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターあつ)
春のメバリングにダウンショット
春になるとメバルの活性が高まり、ルアーやワームで釣ることができます。釣ってもよし、食べてもよしのメバルは、釣り人から好かれているターゲットですね。
しかし、春といってもメバルの活性が低いときもあります。そんなときに活躍するのがダウンショットです。
今回は、春のメバリングにおすすめのダウンショットについて紹介します。渋いときでも、釣りたい方にオススメです。
ダウンショットとは?
ダウンショットは、ワームの下にオモリを取りつけたリグの一種です。
ワームの下にオモリをつけることで、さきにオモリが底に着きます。そして、ワームが水中で自然な動きをしてくれるのです。
このワームの自然な動きに、活性が低いメバルでも思わず口を使ってしまいます。

ダウンショットが効果的な理由
春のメバリングに、ダウンショットが効果的な理由を紹介します。まだ使ったことがない方は、チェックしてみましょう。
繊細なアクションができる
ダウンショットは、オモリがワームの下につくため、繊細なアクションができます。それは、ワームへのアクション伝達を遮るものがないからです。
とくにメバルは、繊細なアクションを好む魚種なので、ダウンショットが非常に効果的となります。
ワームの動きが自然で違和感がない
ダウンショットは、ワームの動きが自然です。
さきほど紹介したように、オモリがさきに底に着くので、自然なフォールやアクションを演出してくれます。
春といえども、活性が低くなりがちな時期であるため、ダウンショットのような自然な動きが効果的です。
食い込みやすい
ダウンショットは、メバルがワームを食い込みやすいです。フックにオモリがついていないので、違和感なくバイトしてくれます。
そして、バイト時間が長くて、奥まで食い込みやすいです。そのため、フッキングしてからはバレ難くなります。

ダウンショットの使い方
メバリングでのダウンショットの使い方を紹介します。実際に使用を検討している方は必見です。
キャストして底を取る
ダウンショットリグをキャストして、確実に底をとります。着底が分かりにくい方は、テンションフォールで落とすとよいです。
また、オモリの重さを増やしてみるのもよいでしょう。しかし、オモリの増やし過ぎは、魚に警戒心を与えてしまいます。重くても5g以内のオモリを使うようにしてください。
シェイクしてアクションを加える
つぎに竿をシェイクして、ワームにアクションを加えます。小刻みに竿を動かして、メバルを誘ってみてください。
もし、障害物にあたったらチャンスです。その場所でシェイクして、周囲にいるメバルにアピールしましょう。
ステイしてメバルに食わせる
アクションをしている途中に、ステイ(待ち)をとり入れます。
これはメバルにワームを食わせる間を与えるためです。このときに「ゴンッ」とアタリがあったら、ひと呼吸おいてフッキングしましょう。
強くフッキングしてしまうと、すっぽ抜けや口切れの原因になるので注意が必要です。
メバルが掛かったら、ゆっくりと巻いて釣り上げましょう。
