目次
サイドアンダーミラーは後付けできる?
「サイドアンダーミラーがないと危険」は過去の話?
サイドアンダーミラーは後付けできる?

筆者が所有していた1998年式のジムニーには、サイドアンダーミラーが付いていました。
その後、サイドアンダーミラーのない新型ジムニーに試乗しました。運転開始直後は、ないとわかっていても、つい左前方に目をやってしまうこともありました。しかし、30分ほど経てば違和感なく走行できました。
個人的には、SUVなどの車格の大きな車にはサイドアンダーミラーがあったほうが、バランスがいいと感じることもあります。
そこで、スズキの営業担当者に、サイドアンダーミラーのあと付けができるのか聞いてみました。
「車用品店などでは、あと付けのサイドアンダーミラーが販売されていると思います。しかし、もともと付いていないボンネットなどにミラーなどのパーツを取り付けると車検に適合しない、つまり車検に通らない可能性が出てきます。
仮に、車検適合品と記載があっても、車種によっては不適合になることも考えられます。当社に入庫されたお客様で、あと付けしたサイドアンダーミラーは車検適合品となっていたものの、車検に通らなかったという事例がありました。
新たにサイドアンダーミラーを取り付ける場合には注意が必要です。」
反対に、もともと付いていたサイドアンダーミラーを取り外してしまうことも、不正改造とみなされる可能性があります。車検不適合どころか、公道の走行できなくなってしまうので、絶対に取り外さないようにしましょう。
「サイドアンダーミラーがないと危険」は過去の話?

安全性を高めるサイドアンダーミラー。付いていれば見えない部分が見えてかなり便利なアイテムであることは確かです。
しかし、例えばアラウンドビューモニターは、左前方だけでなく、車の全方位の死角を確認でき、サイドアンダーミラーとの利便性にはかなりの差があります。
「サイドアンダーミラーがないと危険ではないか?」といった意見を聞くこともありますが、アラウンドビューモニターがあればまったく問題ないといっていいでしょう。また、ドアミラーと一体型になったサイドアンダーミラーでも十分確認できます。
サイドアンダーミラーをはじめとした安全性に関わるパーツは、厳格な基準のもとで取り付けられています。むやみに取り付けたり、すでにあるものを取り外したりしないようにしましょう。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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