UMA※の代表格であるネス湖のネッシー。長年多くの人々に目撃され、昔から大規模な調査も行われたことがあるが、いまだ正体は不明のまま。

※ UMA(ユーマ、Unindentified Mysterious Animal)とは未確認生物を意味する和製英語。未確認生物とは何世紀にもわたって語り継がれてきた物語や伝説に登場したり、また、今日でも目撃例があるが実在が確認されていない生物のことだとされている。物語、伝説、噂話などで語られる生物であるため、科学的な対象ではなく、“オカルト”に分類される。英語圏で、未確認生物はCryptid (クリプティッド)と呼ばれ、これを研究する学問はCryptozoology(クリプトズーロジー、暗号生物学)と呼ばれるのが一般的。

 6世紀から目撃報告あるため、とんでもなく長生きの生物が湖に潜んでいるというよりは、それなりに世代を残せるだけの個体が棲息していると考えた方が無難だろう。しかしネッシーの目撃例や生態調査の結果から考えると、未知の巨大生物が誰にも知られないままで湖という限られた場所に棲息しているとは考えにくい。

 そうした中、実際にネス湖でネッシーが繁殖しているかもしれない驚きの瞬間が映像に収められた。3月1日、これまでに何度もネッシーを目撃している自称ネッシー・マニアのEoin O’Faodhagain氏は、ネス湖畔に複数設置されているウェブカメラを確認していたところ、長さ9メートルにも及ぶコブのようなものを目撃。しばらく水面に浮かんでいたが、ほどなくして2つ目のこぶがそう遠くないところに浮上、やがて互いに離れていくように動いていく様子を確認した。

UMA映像「ネッシーの親子」が撮影される! 繁殖している可能性が浮上
(画像=画像は「YouTube」より,『TOCANA』より 引用)

 彼はこのコブについてこう分析している。

「動画を見ると2つのコブらしきものが2分間に渡って動いているのは明らかであり、大きい方のコブは小さい方のコブから離れるように位置を変えています。オブジェクトの間に見える水の乱れがないという事実を考えると、それらが2つの別々の動く生き物であると思わざるを得ないでしょう」(oin O’Faodhagain)

 彼はこの動画を「2匹のネッシーを捕らえた証拠」と考えているようで、動画を見た人達からも「ネッシーの親子かもしれない」「双子のネッシーかも」といった意見が寄せられている。惜しむらくはウェブカメラの解像度が低く、遠く離れた水中で動く物体の形状がはっきりしないため、その物体が何であるか断言できない点だ。

 果たして、動画に映ったものは本当にネッシーだったのか。皆さんも考えてみてほしい。

参考:「Daily Star」ほか

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

UMA映像「ネッシーの親子」が撮影される! 繁殖している可能性が浮上
(画像=『TOCANA』より 引用)

文=加藤史紀(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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提供元・TOCANA

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