今回は思わずアンティークかと思ってしまうほど、レトロ感を強調するために細部のディテールに徹底してこだわって作った二つのモデルを取り上げる。
ひとつは往年の傑作モデルをデザインモチーフにして製作したパートナー2のブラック文字盤。もうひとつは日本のジーンズメーカーの協力で実現した日本初となるクラッシュ加工を施したデニムベルトである。

パートナー2は、1950年代の初期にロレックスが採用したことで知られる文字盤の装飾で、愛好家の間ではハニカムダイアルの愛称で呼ばれ、貴重な存在。それを忠実に再現したモデルである。
一方のクラッシュデニムベルトは、国産ジーンズの聖地として知られる岡山県倉敷市。同市の児島地区にある人気ジーンズメーカー、児島ジーンズの協力で、岡山デニムを使って手作業で一つひとつにクラッシュ加工が施された代物。色合いも薄すぎず濃すぎず程良い色合いに仕上がっている点も大きな魅力だ。

トップに掲載した写真のように、筆者はパートナー2に本来付くリベットブレスレットを、このクラッシュデニムベルトに付け換えて楽しんでいる。両者ともにアンティーク感があるためかなり良い雰囲気にまとまる。しかもレトロ感が大人っぽく落ち着いた雰囲気のため、年齢を問わず付けられるうえ、ファッションとの相性もバツグンに良い。
これから気温が上がるにつれて手首が露出する機会も多くなる季節。ぜひこんなちょっと強めのヴィンテージスタイルにイメチェンして楽しんでみてはいかがだろうか。きっと二度見されるに違いない(笑)
パートナー2(ブラック):5万5000円
クラッシュデニムベルト:1万3200円
提供元・Watch LIFE NEWS
【関連記事】
・【第4回-セイコー(プレザージュ&セイコー 5スポーツ)】3大国産時計の売れ筋モデルを調査、本当に売れた時計BEST3
・【1位〜5位まで一挙に紹介します】“タイムギア”読者が選んだ、欲しい腕時計ランキングTOP10-後編
・進化したエル・プリメロを搭載したゼニスの意欲作、“クロノマスター スポーツ”が登場
・菊地の【ロレックス】通信 No.078|小振りで着けやすいベーシックな旧エアキング
・アンティークの無名クロノグラフって知ってますか?