こんにちは。田澤ともきです。去年の今頃、ちょうどカンヌール空港の記事を書きました。あれからケララには三回ほどいきました。今日はなぜ私がインドに移住するほどアーユルヴェーダにはまってしまったのか、ケララの旅のレポートとともにお話したいと思います。

目次
アーユルヴェーダの効果とは
心と体はつながっているのは本当?

アーユルヴェーダの効果とは

【インド】心と体をきれいにしよう。アーユルヴェーダの旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

アーユルヴェーダは、インドに約6000年前から存在する伝承医学です。この学問の背景には、ヒンズー教やヴェーダと呼ばれる古代インドの叡智がぎっしりと詰まっています。驚くべきことは、人間の体と病気に関する解決策は6000年前と今と比べてもあまり大きな違いがないということです。

アーユルヴェーダは予防医学とも呼ばれています。その理由は、西洋医学と比べかなり早い段階で起こる体や心の症状から「病気」とその原因を特定し、自然のハーブとミネラルだけで治すからです。万が一、病気がピークの時でも時間はかかりますが、再発を防ぐこともできるといわれています。

また健康の定義には、心がどういう状態であるべきかなど、しっかり定義され体の心の関係をきちんと理論立てて説明しています。そのため、近年インドだけではなく日本でもアーユルヴェーダを診察や治療に役立てている医師もすくなくありません。「健康な状態をどれだけ長く続けられるか」がアーユルヴェーダの最大の目的です。

心と体はつながっているのは本当?

【インド】心と体をきれいにしよう。アーユルヴェーダの旅
(画像=『たびこふれ』より引用)

アーユルヴェーダでは、「心と体はつながっている」事が大前提です。アーユルヴェーダの考え方だと、睡眠不足や偏った食事を続けていると不安な毎日や、気分が落ち込んだり、イライラしたりするのです。

また健康な時は、前向きで新しいことに挑戦してみたり、笑顔が自然にでるように、人間は非常にシンプルな構造です。皆さんも、お風呂に入って気持ちいいとか、マッサージを受けて気持ちがいいとかありませんか?それは体がリラックスした状態に慣れている証拠です。